すぐれた専門家は、すぐれた通訳である

皆さんの部下のことだ、と仮定して
イメージしてほしいのですが・・・。

もし、皆さんの会社の社員さんが
先ほどみたいな報告文章を上げてきたら、どうします!?

たぶん、おもむろに「赤ペン」を取りだして
バンバン修正を入れるか?
あるいは、バサッと書類を突っ返して
書き直しを命じるか?

とにかく。
こんなビジネス文章が通るほど
「甘えた会社」は
平成22年現在の企業には、皆無なのでは
ないでしょうか!? 
(あわわ・・・。か、書いちゃった!)

では。

逆に、皆さんが「発注を取り仕切る業者サンのボス」だと
仮定して、イメージしてみてください。
いっぺんに三社、五社、と同時に見積もり提出を
命じられる立場だった、として。

見積もりって・・・。
単なる数字だけじゃなくて、「今回の製品納入の狙い」を
ビジネス用語で添えるケースも多くありますよね!?

先ほどの「国税庁ホームページ抜粋」のような
文章を添えてきた商社があったとしたら!?

私なら。
採用する・しない、の以前に、
「そもそも、そんな会社の提案書は読まない」
ですね!

「少しでも、わかってもらおう」
「少しでも、理解してもらおう」

そういう努力も誠意も感じられない文章を書く人から、
「努力した値段」は出てこない、と判断しますので。。。