助成金は、若手社員に聞け!!

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先日の「助成金」のお話の、おさらいをしましょう♪
先週の記事では、「助成金」って要件に該当さえしたら、サッと
出るもんだよ♪ というお話をさせてもらいました。

今日は、私が一番「助成金問題」に熱心に取り組んでいた頃に
一番驚いたことの話です。みなさんのお役に立てるといいのですが!!

そう、アレは。
もう、十年前のことになります。

当時は、役所の旗振りのもと、
「不景気対策だー!!」
ということで、公的な機関からの助成金がドンドン新設されており、
その内容も「大盤振る舞い」の様相を呈しておりました。

で、その中に。

「現在、活動をしている会社(事業体)が、異業種に進出するために
 新規に人を雇用したら、その給料の一部を負担してあげよう!」

という助成金がありました。

私の身近な友人社長さん達も、結構関心を持って
見ていたようです。

ただ、その頃は今ほどには
「社会保険労務士」や「行政書士」
というお仕事の認知度が高くなく。

こんなん、出そうにありませんで!!

と、自称・専門家から言われる人が続出。
後から調べて見たら・・・要件に該当していたから、
わが社は助成金が出たんじゃないのか!?
というお話を、よく聞きました。

さて。
そんな時期に、ホントにビックリしたことがあります。

これは、その頃お付き合いのあった「とある社労士さん」から
教えてもらったことなのですが・・・

異業種に進出するために人を雇う場合ってね・・・。
ホント少しの異業種に進出するだけでも、該当しちゃうんだよ!

とのこと。

へぇ!! そうなんですか!!
で、ところで、『ほんの少しの異業種』って、なんですか!?

と、聞く私。

その社労士さんの答えを、かいつまんで書くと
こう(↓)なります。

一般には、異業種と思われていないものも、
統計上、『異業種』と認定されることは多いよ。

まず。
焼肉レストランが、店の一部に『販売コーナー』を
設定して、そのために人を新しく雇うだけで
異業種進出だし・・(*1)
(飲食業 → 販売業)

第一、『業種』って、とてもとても細かく
分類されているんだよ!!
その細かい分類を調べていくと、アレ!?
これって異業種進出じゃないの!?    
ってことは結構あるんだよ!!

そう言って、手元に持っていた
「なにやら難しそうな本」を開いて見せてくれました。

そこには・・・

*1 当時おつきあいのあった社会保険労務士さんが実際に発した言葉をダイジェストで表現しております。念頭に置いて語っている【助成金】が十年前のものであること、細かい条件を無視した表現であることに、ご注意ください。現在の助成金等につきましては、厚生労働省等のホームページなどでご確認ください。