できる営業マンと、できない営業マンの具体例を、ストレートに書いてみました☆

聞かれそうなデメリットは、先に言う。

そうなんです。

お客さんに、「よし!買うよ!」という決断をしてもらうには、
なるべく商談時間が短いほうがいい。

でも、お伝えするべきことは、ちゃんと伝えないといけません。
そこで、ベテランの営業パーソンの皆さんが編みだしたのが、
「こちら側から、さらっとハッキリ、デメリットを伝える」
という方法でした。

(ウソだと思うなら(笑)
 自社の営業マンで、成績の良い人のプレゼントークを
 聞いてみてください。 
 あぁ・・なるほど!と思ってもらえること、請け合いです。
 上ぉ~手に、自分から伝えてますよ。)

例えば。

あるゴルフが趣味なお客様が、自動車ショールームに来店されました。
ゴルフが趣味、と、ちゃんと聞き出しているにもかかわらず。
ワゴン車がほしい、という相手のリクエストを聞いているにもかかわらず。

そのトップセールスマンが、ご提示したのは、普通の乗用車でした。
すぐに、展示車の後部の荷室を開けたその人は、

ね?ゴルフバックなら、かなり入りそうでしょ?
これで充分、ご家族でゴルフに行ってもらえると思いますよ。

今、残念ながら、ワゴン車は展示車も試乗車も、
この営業所には置いてないんです。
よかったら、先にこの乗用車のほうの現物を見ていってください。

と、案内を開始したんです。

ね?
今。サラッとデメリットを処理したのが、わかりますか!?
トップセールスマンのデメリット処理は、サラッとすぎて
よく聞いていないと、わからない程です(笑)

「あなたのリクエストは、ちゃんと聞いていますよ。
 でも、***という理由で、その願いは、今は叶いません。
 しかし、他の提案があり、その提案は、あなたを喜ばせます。」

ということを、実にサラ~っと実行するのが、トップセールスマン!
そして、そういう方は、とくに理由がない限り、商談時間が短い。

余ったお時間は・・・
どうやら、お客様の世間話に、あいずちを打っておられるみたいです。

いかがでしょうか?

「できる営業会話」と
「できない営業会話」の、
その両極端を実話で、お伝え致しました。

もし、「やべ!!オレ、できないほうをやっちゃってるかも!?」
と思ってもらえたら、今週の記事を書いた甲斐があります。

まずは自覚を持つことが、第一歩ですから☆