性格のいい人は、もめごとを作る。

全体でひとつの取り組み、と思わないこと

ここから先の文章は、「ある典型的な事例」として書きますので、
フィクションのつもりで読んでいただきたいのですが・・。

組織を大きくしていこう、あるいは
利益をどんどん上げていこう、とすると
たくさんの活動が必要です。

そこでよく「ここは、ボクの担当。あれはオマエの担当。」という
分け方をして、分業体制で効率向上をはかる、という対策を打ちます。

で、その結果よくモメる・・・みたいです。
なぜならば、お互いの作業量が
完全なイコールになることなんて、あり得ないから。

つまり、どちらかが「少し割りを喰う」わけですね。
そんなこと、作業の分担を決めた時点で、わかっているじゃないか!?
と思うのは、負担の少ないほうの方ですから・・。

押し付けられた(と、思っている)ほうの不満は、
溜まる一方。

そこへきて

「最近、会議以外で会っていなくて」
「食事のときも仕事の話ばっかりで
(漠然とした不満を切り出すタイミングがなくて)」
「実は、そのタイミングで、奥様から
 もう辞めたら?とアドバイスされていて」
「ドライな第三者が社内にいないから、ついつい甘えも出て」

内心の不満は、ぐつぐつと煮えてます。

で、その前後で共同創業者と久しぶりに出会ったとき・・
こう言われるわけです。

オマエの部署、うまくいってないらしいね!?
もっとちゃんとしてよ!

ドッッカーーン!!

ここで、内心踏ん切りがついて、
あとは、共同で創業した「可愛い会社」を
いつ辞めるか、を考えはじめる・・。

ありそうなお話ですし、
過去、いろんな会社で
「あった」お話です。