インターネットは「営業」を変えたのか!?
2013/09/11
いやぁ~、ウチの会社の保険商品は、一勝三敗なんですよ~
と、突然に、とある生命保険会社の担当さんが、言いました。
私。
現在、複数の保険会社の商品を取り扱っている代理店も
しておりまして・・。
そんな私のところに、各社の担当さんが、
「うちの保険を一番熱心に、すすめてくださいよ~」
と、PRに来られます。
普通は、そんなときには、
「わが社の保険は、他の会社に比較しても
ここと、ここが優れていまして・・・。
お客さんに、ほんとにメリットがありますから、
ぜひぜひ、おすすめください!!」
というお話になるわけですね。
ところが、ところが。
とある保険会社の担当さんは、
自社の商品を指して【一勝三敗】の商品、と称したわけです。
それは、どういうことかと
言いますと。
例えば。
保険料は高い。
けど、
同じお金を払ったならば、お金が貯まりやすい。
これだと、一勝一敗。
保険料は高い。
お金も貯まりにくい。
特約も、気の利いた保障が無い。
けど、
生涯の死亡保障は大きい。
これで、一勝三敗、ですね。
「保険会社の商品比較」が普通になってしまった昨今、
こういう比較は、お客さん自身が簡単にできるようになりました。
と、いうことは!?
今までは
「これはイイ保険だよ、間違いないよ。入っておきなよ」で
通用した?かもしれないところを、
ネットを使って簡単に比較される、ということです。
(私は、保険を提案するようになって、もう20年になりますが、
この数年のネットでの商品検索の普及には、本当に驚きます☆)
だから、この担当者さんの言いたかったことは。
もろもろの事情で「一勝三敗」の保障設定になってしまっている
ウチの会社の特性をよくよく理解して、ご提案してくださいね。
ということでした。
この部分を注目されると、まずウチには勝ち目がない。
でも。
ある部分に注目すると、他の会社よりも良い商品である。
という、「三敗」ではなくて「一勝」の部分を活用してください、
ということだったんです。