今後の【助成金】の、もらい方。
2010/10/06
公的な仕組みをストンと説明することのむずかしさが、
ここにあります。
「言いたいこと」
「お伝えしたいこと」
は、ハッキリ頭の中にあるのに、
それを「わかりやすくスッキリと」伝えようとすると
「厳密に言うと違う」とか「どこにもそんな記述はない」という、
ご指摘を頂いてしまいます(*2)。
そこで。
不景気
→ 雇用が減る
→ 行政側は「それはイカンと思っている」
→ 雇用促進の対策を打つ
というサイクルは、湯浅の「勝手な考え」として。
もう少し、この「勝手な考え」に付き合ってください。
平成22年9月28日現在の総理大臣である、菅直人さんは
今回の補正予算案の編成で、下記の5項目を重点的に柱とするよう
指示したそうです(*3)。
- 雇用・人材育成
- 新成長戦略の推進
- 子育て・医療・介護・福祉
- 地域活性化・社会資本整備、中小企業対策
- 制度・規制改革
と・・・すると(笑)
いろいろ「想像」してしまいますよね♪
項目1の「雇用・人材育成」は、主に厚生労働省系の【助成金】が
過去たくさんあったジャンルですし。
項目2の「新成長戦略の推進」や、項目5の「制度・規制改革」は
経済産業省系の【助成金】が、研究開発系の企業などで多くあった
分野です(*4)。
それが、直接の指示か。
間接的な「流れ」なのかは別にして。
行政のトップが、推し進めている方向性は、
役所の方々は無視しないだろうと「想像」します。
そこで・・・。
*2 「物事を正確に伝える・本来の表現どうり伝える」という立場からすると指摘のほうが正しい場合が多いのです。ですから、その場合には筆者は反論しません。書けることが限られるのが、本当にくやしい限りです。
*3 平成22年9月28日「毎日新聞」朝刊を参考にしました。
*4 厚生労働省系の制度と、経済産業省系の制度はその成り立ちが違います。機会があれば、書きたいと思います。