今後の【助成金】の、もらい方。

公的な仕組みをストンと説明することのむずかしさが、
ここにあります。

「言いたいこと」
「お伝えしたいこと」

は、ハッキリ頭の中にあるのに、
それを「わかりやすくスッキリと」伝えようとすると
「厳密に言うと違う」とか「どこにもそんな記述はない」という、
ご指摘を頂いてしまいます(*2)

そこで。

不景気
→ 雇用が減る
→ 行政側は「それはイカンと思っている」 
→ 雇用促進の対策を打つ

というサイクルは、湯浅の「勝手な考え」として。
もう少し、この「勝手な考え」に付き合ってください。

平成22年9月28日現在の総理大臣である、菅直人さんは
今回の補正予算案の編成で、下記の5項目を重点的に柱とするよう
指示したそうです(*3)

  • 雇用・人材育成
  • 新成長戦略の推進
  • 子育て・医療・介護・福祉
  • 地域活性化・社会資本整備、中小企業対策
  • 制度・規制改革

と・・・すると(笑)

いろいろ「想像」してしまいますよね♪

項目1の「雇用・人材育成」は、主に厚生労働省系の【助成金】が
過去たくさんあったジャンルですし。
項目2の「新成長戦略の推進」や、項目5の「制度・規制改革」は
経済産業省系の【助成金】が、研究開発系の企業などで多くあった
分野です(*4)

それが、直接の指示か。
間接的な「流れ」なのかは別にして。
行政のトップが、推し進めている方向性は、
役所の方々は無視しないだろうと「想像」します。

そこで・・・。

*2 「物事を正確に伝える・本来の表現どうり伝える」という立場からすると指摘のほうが正しい場合が多いのです。ですから、その場合には筆者は反論しません。書けることが限られるのが、本当にくやしい限りです。

*3 平成22年9月28日「毎日新聞」朝刊を参考にしました。

*4 厚生労働省系の制度と、経済産業省系の制度はその成り立ちが違います。機会があれば、書きたいと思います。