独立してハマる「落とし穴」 その2

ある会社社長が、まったくの異業種への進出を考えました。
ここでは、業種は伏せますが、「まったくの異業種」です。

で、見事に失敗。
早々に撤退する事態になったのですが。

その社長が、撤退後に発したコメントは、こうです。

オレは計画の途中から、この進出がアカンことがわかってた。
でも、従業員(みんな)のことを考えてやめられへんかったんや。

・・・。

おわかりでしょうか?
ここで、これ以上解説することは避けますが
これこそ「プライドが邪魔をして失敗したケース」。

似た事例、似た実話は、結構ありまして・・。

こういう話を見聞きすると「独立前のころ」、
まだ会社員のあいだに浴びせられた罵声も、懐かしく思うのです。

叱られ、怒鳴られ、「バカヤロウ!」と
云われていたことが、どれほど「良い意味のブレーキ」に
なっていたか、気がつくのです。

でも。それでは、「もう遅い」。

貴重な勉強と引き換えに、ムダな出店のためのお金と時間、
そして、口論の末に悪くなってしまった「社内の空気」が
今後のアナタの経営にのしかかりますから。

では、ここからが本題。

そういう事態に陥らないようにするためには、
「耳の痛いこと言う人に、アドバイスをもらえる環境」が必要。
そのためには、どうしたらいいのか・・・!?