「退職金が2回もらえる」話。

この話、なにが怖いかと言うと。

「上司」が口にしていた『退職金は2回もらえます』
というアドバイス、じつは部分的に真実なんです。

本当に
「社長を退任して、代表権も返上し」
「勤務も常勤でなく」
「報酬も半分以下になって」

『真実として顧問になっている』場合には、
「社長を退職した」という見解で、「退職金」を
もらうことができるそうです(*)

ただし。

要は「実際にそのようになっているか」が問題ですから。

社長を退職しても、会長として辣腕をふるい、
決済関係の書類に、バンバンはんこを押してます・・・
という状態ならば、

「ダメじゃん! 辞めてないじゃん!」

と言われる可能性も大。

大企業、と言われる会社でもこうなのですから・・・
ましてや、お二人の会社には・・・(泣)

「本当のようなウソ」を振りかざして
「危険なハナシ」を堂々と提案してしまうのは、
やはり「目先の契約」がほしいから、なのでしょう。

最近。
業界のパイが縮小する中で、
こういう「危険なハナシ」が増えているように
思えてなりません。

みなさん、くれぐれも、くれぐれも。

保険屋さんの「危険なセールス」にだまされないよう・・・

ご用心、ご用心♪

* 詳細に関しては税理士さんか公認会計士さん、もしくは税務署さんにご確認ください。