ミライの声が聞こえる
2009/07/29
ある上場企業の経営者は、
「社長と副社長の責任の違いは、100対1だ」
と言い切りました。
その心は、
「最終の判断をしなくちゃいけない」
ということは、「それほど苦しい」
ということだそうです。
私は、小さな小さな事務所のオーナーですが、
それでも「言わんとすることは、わかる」。
この「苦しみ」から逃げずに向き合えて、
かつ「根拠なく」「確証なく」
次々と判断を下していける。
それができる人でないと、
経営者になれないような気がします。
(だから、安易な独立ブームには反対です)
そして。
この「判断の日々」から、
まるでプレゼントのように贈られる【能力】。
それこそが「ミライの声が聞こえる」チカラ。
【独立】を果たして、経営者になった方なら
わかるでしょ!?
コッチなんだよ!
絶対、コッチなんだよ!!
気のせいなんかじゃないんだ!
確かに、「役員会」や「顧問税理士」を
説得できるだけの判断材料はないけども・・・
でも、ハッキリ具体的に確信しているんだ。
今回の提携話・・・進むべきは「コッチ」だって・・
自分では。
まるで、証拠を手でさわれるかのように具体的に、
判断したつもり。
でも、「他人の眼」から見たら、それは
「直観」以外のなにものでもなくて・・・
結局、多勢に無勢で、社長の革新的なアイディアが、
無難なアイディアに変えられてしまう。
そんな話。
世間によくありますよね!?
実は、これこそが
「経営者どうし」しか、わかりあえないフィーリング。
こればっかりは、どんなに優秀なスタッフさんでも
理解は不可能です。
「部長の延長上に社長はいない」。
ということなのでしょう・・。
そこで!!
それらの「事実」を踏まえるならば。
【組織のナンバー2】を育てようと思うとき
決してしてはいけない「タブー」が、
わかってきませんか?
それは・・・。