パリッとしたクレーム対応法
2009/08/05
実は、私。
よく【レスプリ・デスカリエ病】になってたんです。
最近でこそ、ほとんど起こらない病気ですが、
新人のころは、「この病気」に、
まいどまいど悩まされました・・・
「なんで、こんなときになるんだよ!!」
なんて。
自分に腹を立ててみたりして。
この【レスプリ・デスカリエ病】。
成績に伸び悩んでいる新人営業さんに多い「病気」なのですが、
なんのことだか、おわかりになりますでしょうか!?
これ、フランス語なんですけどね。
意味は・・・「階段のひらめき」
「相手と別れてから気がつく、気のきいたセリフ」ぐらいの意味です。
フランスのパリは、コンドミニアム文化ですから。
きっと、大事な話しあいの後、相手のお部屋を出て
階段を降りているときに、
「あ!!しまった!!
さっきのあの時に、こう言えばよかった!!
そうすれば、話し合いの展開がだいぶ有利になったのに~!!
チックショウ!!
もういっぺん、さっきの場面からやり直してー!!」
と気が付いて「レスプリ・デスカリエや~!!」と
自分を責めるわけですね。
(お洒落なフランス人は「チックショウ!!」とは
言わないかもしれませんが(笑))
まじめな話。
フランス人って、世間では「おしゃべり名人」
というイメージがあります。
そのフランス人の世界にすら
「階段のひらめき=後から思いつく大事なフレーズ」
というコトバがある、ということが大切でしょう。
つまり。
洋の東西を問わず!
「(後から)ああ言えばよかった」と
後悔することは多いよ、ということ。
とはいえ。
「営業」「接客」「会議」など、
コトバを使った「やりとり」に
命をかけてる経営者さんとしては。
この種の後悔は・・・
したくないですよね!?
「だったらどう手を打てばいいか?」
それが今日のテーマなんです。