面接に受かる「かしこそうに見える話し方」があります。

では、視線を変えて。

「昨年に生まれた子供は、戦後で最小の100万人だったそうですよ。
 だからこそ、生まれた子供の一人ひとりの力を最大限に伸ばして
 いかないといけないですね。」

と、まるで政治家のようなことを、言われたとしましょう。
(「とにかく、いいこと言わなきゃ!」と肩に力が入っている方が
 トークの相手だと思ってください。)

みなさんなら、この相手のコトバの、どこを抜き出して
疑問系で返しますか?

私なら・・

「最大限に、ですか?」

と返します。
「末尾のほうのコトバを反復する」という鉄則を守る、
というのが、理由の一つ。

そして、もう一つの理由としては、経験上
抽象的な単語のほうが「会話が広がりやすい」からです。

相手の方に力量があって、会話を広げていけそうな方なら
「どうやって具体案を出すか」という方向で、
会話を深堀りしていけますから・・。

(もし、相手の方が回答に困っているようなら、
 その間に自分が「具体案めいたこと」を
 考えておいて。やんわり助け舟を出してもいいですし 笑)

目指すのは・・「会話の主導権は、聞き手が握ってる」
という空気ですね。

その上で、余裕を持って話すこともできれば?
それはもう、カッコいいでしょう☆
ですので、もしよろしれば。

一度、ご自分のまわりの方を練習台にして、
実際に使ってみてください。

「まず、相手がしゃべる」
「会話が途切れそうになると、最後のコトバを疑問系で返す」
「また途切れそうになると、また疑問系で返す」

ほんの少し、身を乗り出してお話を聞くことも
ポイントです。

びっくりするほど、効果がありますから・・
ぜひ、試してみてください。
それでは、また☆