若手社員を「萎縮」させる方法!?

人間は、横顔でウソをつくことができません。
真正面の相手には、取り繕い、偽りの笑顔を向けることも
できますが、その笑顔「横顔は凍っています」。
この食事会のあいだ、若手の社員さんたちは
みな一様に「横顔を凍りつかせて」いました。

実は。

さきほどの社長さんのご発言のだいぶ前から
私が食事をしている席まで、この団体さんの会議?の
様子は、聞こえてきていたんです。
(なにしろ、社長さんの声が大きい・・)

どうやら、社長さん。
一方的に、熱く、熱く、語っています。
お話をしながら、どんどん言いたいことを思いつくみたいで、
お話は、長く・・長く・・長ぁ~く・・・

その上で

よし!!
こうしよう!!
オレ(社長)も、○○を頑張るよ。
誓って、**を達成するよ!!
だからキミも、%%%ぐらいの販売実績を出そうよ!!

よし!!
決まった!! そうだ、それで行こう!!

な、それでいいだろ!!
オレと競争しよう!!

これ、オトコどうしの約束な!!

ということを、大きな声で、
お一人の若手社員に、語っておられます。
みんなの前で約束させて、その言葉を
公式な販売目標にしたい様子でした。

その気配を敏感に感じとったのか、
標的?の若手社員さん、

いや、それは・・ 

と、口をモゴモゴ。
すると、すかさず社長、

あ!!また日和(ひよ)ったな!!
ほら、そうやってすぐ日和(ひよ)る・・!!

と、やり返したわけなんです。

さて・・。
ここで、これをお読みの皆さんに
率直にお伺いしたいのですが・・。

この話の流れで、目標数字を約束して(させられて)、
ヤル気・・・でます!?