地獄を見たオトコの話(実話)

彼らは、統計を持っている

そうなんです。

これは実話ですが。
大阪の、有名なビジネス街である本町(ほんまち)という場所で、
居酒屋さんとして創業しようと相談した方が、計画が甘い、と
修正を求められました。

理由がすごい。

梅田あたりの、ターミナルステーションのお客さんの平均回転数と、
本町・淀屋橋などのビジネス街での、一日の平均のお客さんの回転数
の違いを、指摘されたんです。

つまり、
「同じテーブルで、一日に平均で何組が食事をするのか?」の
梅田と本町の違いを銀行が、ちゃんと把握していたんですね。

で、そこを指摘されて
「計画・・・甘いんとちゃいますか?」
という意味のコトバを、もっと丁寧に丁寧ぃ~に、
言われちゃったそうです(笑)

当然、ビジネス街のほうが、
お客さんが引いていく時間が、早い。

だから、初期投資の回収に時間がかかる、と
いう指摘ですね。

(もちろん、本町のほうが店舗の家賃は安い。
 つまりは「売上げ予測と固定支出のバランス」が
 悪い計画だったのでしょう。)

あ!!
今、「自分がそう言われてる」場面を想像しただけで
カチン☆ときた、アナタ!!

そう、そんなアナタにこそ、
計画を第三者に見てもらうことが必要なのです。

できれば、地元の商圏の特性を、熟知している
「地に足つけた、優秀な」銀行マンにね!!

ゆめゆめ・・・
お忘れなく。