「考える」販売が、売上をあげた!!
2011/06/22
「節電→クールビズ」を想定できたか!?
震災直後に、です。
あくまでも、
「震災後、ただちに」。
うわ!
これは電力が不足しそうだ。
と、いうことは・・・!?
節電が必要だろう!?
と、いうことは・・・。
ヨシ!
クールビズ前倒し!!
を、想定できるか、ということです。
しかも、商品仕入れを必要とする商売であれば
社内を説得する必要もあります。
(在庫に応じて売り場面積を変更しないと
いけないですからね!)
もし。
想定が失敗すると目も当てられません。
「自分の責任」を恐れて
よこからガミガミ言う上司がいれば
それも説得しないといけません。
日経ビジネスの記事をそのまま引用すれば
「同店は震災後、直ちに紳士服売り場の構成を変更。」
とあります。
このなにげない一行の奥に
皆が浮き足だっているときに
「業界の半年先を読みきった慧眼」と、
その方の意見を柔軟に導入できた
「やわらかい組織」の両方が隠れています。
すごいのは
「直ちに」
という一言でしょう。
街にACのコマーシャルが流れ。
「ありがとウサギ♪」
の歌があふれていた頃。
そんなことを考えていた人がいる。
残念ながら!!
私は、そこまでアタマが
まったく回りませんでした。
街の情報を集め。
「業界の半年先」を読む。
世の中には
すごい人がいます。
みなさんは、あの頃
この「スーパークールビズ」を
想定できたでしょうか?
そして。
もし、紳士服業界の社員さんだった、として。
上司・同僚に対して。
自分の直感を客観的なコトバに置き換えて。
「売り場面積の変更」を
最後まで説得できたでしょうか・・・!?
世の中には
すごい人がいますね。