ある飲食店社長の「人材育成術」。

そう、たとえば。

開店時間に間に合わなかったのでしょうか?
お客が食事をしているのに、スタッフ「全員」で
掃除をはじめた店がありました。

店員さんどうしが、仲良しなのは結構なことですが。

ワー♪ ここ、油汚れでいっぱい♪

と大きな声を出して、キャッキャ言うのは
いただけません。

おいおい、そのラベルが油で汚れたお酒、
後でお客さんに出すんだろ?? と
内心でツッコミを入れてしまいます。
お酒の種類が豊富で、酒好きが通う店なのに・・・。

また。

別のお店の話ですが。
非番のスタッフさんなのでしょうか。
ジャージ姿(!)の女の子を、厨房の中にいれて
しゃべりながら調理している男子スタッフの作った
料理を出しているお店もありました。

しゃべりながら、料理を作る・・・。

カウンター越しに、それがお客である私に見えていて。
そして、その料理を出して平気。

う~ん・・・。
オジサン、ちょっと理解できない(笑)

広い店内は、ガラガラでした。
ほんの・・・ほんの一年前は、何回来ても
八割程度のお客さんが入っていたのにな・・。

これ、一軒目は大阪市内。
二軒目は、阪急電鉄の豊中駅おりてすぐのお店。

どちらも、いわゆる「田舎の店」ではありません。
なのに、なぜ!?
こうなったのでしょうか?

私なりに考えた共通点は。
「オーナーが、別のお店での仕事に忙しく、
 こちらのお店をスタッフにまかせてしまった」
という一点でした。

特に、若年層のアルバイトにお店をまかせた場合、
こういう残念な傾向が、顕著に出てしまうようです。

では?

いつまでも活気のある状態で、
それでいて、経営者が2号店に集中するためには
どうすればいいのか!?

ズバリ!
こうです!

という「答え」は、なかなか見つかりませんが。
私の友人で、複数店舗の飲食店経営をしてる社長さんの
お話が、参考になるかもしれません。

その人は、言いました。

要は店長さん。
店長の育成がカギだ

と。

そして、その育成の目安とは・・・。