ある飲食店社長の「人材育成術」。
2010/10/27
そう、たとえば。
開店時間に間に合わなかったのでしょうか?
お客が食事をしているのに、スタッフ「全員」で
掃除をはじめた店がありました。
店員さんどうしが、仲良しなのは結構なことですが。
ワー♪ ここ、油汚れでいっぱい♪
と大きな声を出して、キャッキャ言うのは
いただけません。
おいおい、そのラベルが油で汚れたお酒、
後でお客さんに出すんだろ?? と
内心でツッコミを入れてしまいます。
お酒の種類が豊富で、酒好きが通う店なのに・・・。
また。
別のお店の話ですが。
非番のスタッフさんなのでしょうか。
ジャージ姿(!)の女の子を、厨房の中にいれて
しゃべりながら調理している男子スタッフの作った
料理を出しているお店もありました。
しゃべりながら、料理を作る・・・。
カウンター越しに、それがお客である私に見えていて。
そして、その料理を出して平気。
う~ん・・・。
オジサン、ちょっと理解できない(笑)
広い店内は、ガラガラでした。
ほんの・・・ほんの一年前は、何回来ても
八割程度のお客さんが入っていたのにな・・。
これ、一軒目は大阪市内。
二軒目は、阪急電鉄の豊中駅おりてすぐのお店。
どちらも、いわゆる「田舎の店」ではありません。
なのに、なぜ!?
こうなったのでしょうか?
私なりに考えた共通点は。
「オーナーが、別のお店での仕事に忙しく、
こちらのお店をスタッフにまかせてしまった」
という一点でした。
特に、若年層のアルバイトにお店をまかせた場合、
こういう残念な傾向が、顕著に出てしまうようです。
では?
いつまでも活気のある状態で、
それでいて、経営者が2号店に集中するためには
どうすればいいのか!?
ズバリ!
こうです!
という「答え」は、なかなか見つかりませんが。
私の友人で、複数店舗の飲食店経営をしてる社長さんの
お話が、参考になるかもしれません。
その人は、言いました。
要は店長さん。
店長の育成がカギだ
と。
そして、その育成の目安とは・・・。