助成金は、若手社員に聞け!!

なんだか細かい表がいっぱい載ってる、その本には。

産業分類うんたら、かんたら、と
色々書かれていまして、ビッシリと細かい文字で
ページが埋め尽くされていました。

で。
その中でも、特に目を引いたのが

「大分類・中分類・小分類・細分類」

という記載でした。

まず。
産業は、だいたい大きな分類に、分かれます。
それが「農業」とか「製造業」とか「建設業」とか
言われている【大きな分け方】。

その上で、例えば「製造業」の中でも
「中分類」があり。そして、さらに細かく「小分類」があり。
最後には、「細分類」という区分けにするそうです。

これがどれほど細かいかと言うと・・・

平成14年3月改定の『日本標準産業分類』(*2)では 
まず、国内の産業を「19種類」に分けます。

その中で「製造業」という産業分類は
中分類で「24」の業種に分かれ。
小分類では「150」の業種に分かれ。
細分類に至っては「563」に分かれます。

う~ん、細かい!! 

上記の『日本標準産業分類』は、平成14年3月改定の分ですから
十年前に私が見たものとは、微妙に異なっているのでしょうけれど、
根本の部分は同じだと思います。

確かに・・・
この細かさならば、

「よーし!!
 一丁、今までとは違う業務にも挑戦してやろうかい!!
 それなら忙しくなりそうだから、一人ぐらい社員を
 増やすかぁ~!!」

という形で、「知らないうちに」異業種進出を果たしていて・・・
後で気がついて、助成金申請しても書類提出の期限切れ、
なんて会社も、結構ありそうですよね(泣)

*2 2010年9月17日現在の「統計局ホームページ」による。