上ランク営業マンの華麗な売り方♪

私たちの目的は、販売業ならば「契約を取ること」。
プレゼンが必要な部署ならば「自社の良さをアピールすること」。
ネイルサロンのようなお店なら「お客が、また来てくれること」。

すべてに「具体的なゴール」が、ありますよね?

ここで大事になってくるのは、
「説明の途中で、スラスラ(ペラペラ?)お話することが、目的ではナイ」
という、大・大・大前提なんです。

もし。
アナタの商材が、とてもわかりやすいもの・・
そうだな、たとえば自動車を扱うセールスマンだったとしましょう。

「上」のセールスマンなら。
試乗車に乗せ、お客自身にハンドルを握らせて、
良さを実感させ、そのドライブ中にほとんど喋りません。
お客さんは、勝手に「買ってもいいな」と思案中ですから
その思考を邪魔したりしません。

「並」のセールスマンなら。
展示車に触らせて、適度に説明をはさみつつ
お客さんの質問を待ちます。
とくに女性客(奥様など)を助手席に座らせて
「女性にやさしい造りの車でして・・」
などの説明を、頼まれもしないのに始めるでしょう。

「下」のセールスマンなら。
すぐに座席に座らせて、カタログを拡げ
スペック(排気量とか、燃費とか)の説明を始めるでしょう。
そして、まるで「沈黙が敵」かのようにペラペラ話して
お客に質問をするタイミングを与えないでしょう。