自由を、われらに!
2009/03/05
「社長さんたち!!
自宅まで担保に入れて、
お金を借りて【勝負】しているのでしょう!?
だったら、その【勝負】の主導権は、
社長(じぶん)が握らないと!!」
という強い気持ちです。
確かに、世間一般のお客さんや、主要な取引先との勝負なら、
社長さんはお手のものでしょう。
しかし、たいていの社長さんが苦手意識を持っておられる、
「銀行との交渉ごと」についても、
【勝負】の主導権は、社長が握ることができるんです!!
それは、業態によらず、業種を問わず。
裸一貫で始めた会社であっても、
父親・祖父の代から引き継いだ会社であっても、
どちらも同じです。【主導権を、自分が握る】ことは、できるんです。
そして、その方法こそ・・・。
ずばり、
「形式要件(けいしきようけん)を満たす」
ということなんです。
形式要件を満たす、とは
「社長が横で解説しなくても、第三者にわかる資料を設置しておくこと」
です。
- いつ
- いくら
- なんのために
- いつまでに必要で
- いつまでに返すのか
- 返す原資はどう集め
- その根拠となる数字はどこか
これを、社長さんの口から説明しなくても、
銀行さんにわかるようにしておくこと。
そして、そうすることで・・。
いつもいつも「不意をついてやってくる」
銀行員による『近くまで来ましたもんで、よってみましたー♪』
攻撃にも耐えることができます!!
(もちろん、あれは会社の経営の空気を読みに来ているんです。
融資の設定金利は、担当者のサジ加減で変わることを、
ゆめゆめお忘れなく!
あの「突然訪問」で何を探られても大丈夫なようにしておくことは、
とても重要です!)
偶然ですが、
- 形式要件を満たす
- すぐ出せるところに設置しておく
というのは、
たくさんの税理士さんが「税務調査対策」の基礎として
口を酸っぱくして伝えていることと全く同じなんです。
銀行さんと税務署。
違いは、あれど「数字だけで会社を判断」するという点は
まったく同じ。
そうであれば、「対策の基礎」が似てしまうのも
当然かもしれません。