あなたに「期待している」という大事な言葉。

大きな総合商社にお勤めのその方は、
おそらく社内でも若手の有望株。
お仕事のお話ぶりを伺うに、
かなり熱心にがんばっておられるようでした。

お話がおもしろい方なので、話題は
だんだんと(本業以外の)あれやこれやの
世間話に脱線していったわけなのですが・・。

しだいに。
最近 配属されてきた新人の育成で困っている。
どうやって叱っていいか、わからない・・
自分が頑張って説明しても、今ひとつ響いていないような・・
というようなニュアンスのことを、お話され始めたんですね。

このお悩み。
マジメな方が、往々にして
抱えるお悩みのようです。

自分の若い頃は、もっと頑張ったんだけどな~、
というアレですね☆

こういう悩みはですね・・
ハタで聞いている分には
「ま、新人さんなんてそんなもんですよ」
と、声をかければ済みますが。

上司・あるいは先輩ご本人は、とってもマジメに悩み込んでしまう、
というのが、ひとつのパターンのようなんです。
(この時も、そんな感じでした。)

古今東西、たくさんの方が悩んできた
「最近の若いヤツに、響く言葉がわからない。
 いったいどうやったら、おれの言いたい事が伝わるんだ・・。」
という事態を、いっぺんに解決する「魔法の言葉」なんて、
私に思いつくはずもありません。

しかし。
ひとつだけ、どうしても。

この方にお伝えしておこうと思って、
その時に言った言葉がありました。

それは・・。