「なぜ、できないの!?」は、相手を追い詰める。

その先輩のやり方は、その人のもの。
後輩に当てはまるとは限らない。

営業の世界に身を置いて20年。

あの先輩が辞めてから、あの後輩、成績が伸びたよね!?

っていう現象を、ちょこちょこ見かけました。

もちろん、その「先輩」も成績優秀なんですよ。
でも。

その先輩のやり方は、その人のもの。
後輩に当てはまるとは限らないのに、先輩が後輩の
契約書の内容にも文句をはさんで・・

オレの指示どおりの提案をなぜしないのかっ!?

って詰問する風景は、よくあるようでして・・。

(私自身は、さすがにご契約の中身自体には
 口を挟んだことはありません・・。) 

なぜ、この提案をしたかって・・・
このプランのほうが良い、と思ったからですよね(笑)

なのに、その先輩。
メンツをつぶされた!!とばかりに、すごい剣幕で、
ご契約をいただいてきた後輩を叱責・・
なんて光景は、販売会社さんなら、
結構ある風景のようです。

(契約を頂いてきた後輩は、
 たまったもんではないですよね?)

もし。
こういう現場に、今、身を置いている方が
これを読んでおられたら。

本当に「転職」あるいは「独立」を
検討するのも、一手だと思いますよ。

もちろん、一概には言えませんが、
あなたの実力は、もっと上の成績を出せる
「可能性」があります。

(ま、出せない可能性もあります・・)

よくないのは、原因を自分自身に求めてしまうこと。
オレ(アタシ)がよくないんだ・・ってね。

そういう人(先輩)は、実は組織の販売ポテンシャルを
下げてる可能性も、多いにあるのです。

(その先輩が、人の2倍成績を上げていても、
 後輩3人が可能性をつぶされておれば、マイナスのほうが大きい。)

今、悩んでおられるのであれば、
「あぁ、こういうことって、他の会社でもあるんだな」
と割り切って、「割り切った行動」を取るのも一つの方法です。

検討してみてください。

かつて、「加害者」だった私から、
いささかの自戒を込めて。。。