「がんばっているのに成績が出ていない」時に気にしておくと良いこと☆
2014/07/16
一方の、クロージング。
これは、単なるお話の「締め」というわけでは、ありません。
「よし、買うよ!!」
という一言を言ってもらうための、具体的な促し、です。
え?
やっぱり難しい??
では、先ほどの例に戻りますと。
自動車の営業マンが、展示車を見せながら、
あれこれ、燃費やデザインについて説明をしているとしますね。
で、約束の30分が終わろうとしています。
そのときに。
よくない営業マンは、だらだらお話を続けますが、
私が実際に見てきた「できる方」は、違います。
お客さんの興味を引くだけ引いておいて・・。
「どうでしょう?
来週の日曜になれば、この営業所にも
この車の試乗車が巡回で来ています。
一度、乗ってみてはいかがでしょうか?」
と、「クロージング」を仕掛けます。
なにも、「買ってください!!」だけが
クロージングでは、ありませんから。。。
「次の行動の促し」があれば、オッケー。
30分、しか時間がない場合には、
30分の範囲内で一番有効な「促し」をして、
すこしでも「買うよ!」の一言に接近していきます。
で、ここまで読んでいただいて。
「なんだ、アプローチとクロージングは
商品の説明に関係ないじゃないか?」
と、ピン!!と来た方は、かなり営業の現場を
踏んでおられる方ではないでしょうか?
そうなんです。
商品の説明も、もちろん大事なんですが。
そもそも、アプローチがあって初めて
商談が始まるわけですし。
クロージングがあって初めて、
次のレベルの商談につなげていけるわけですし。
いくら「商品の説明」が上手でも(あるいは、人並みにできていても)
アプローチとクロージングが苦手ならば、
それを披露する機会がありません。
そして、これこそが
「あの人、世間話は上手なのにね~。
成績は今ひとつよね~。」
なんて、言われちゃう理由・・・かもしれません。
(え? 辛口ですか?)
世間話も、商品の説明も。
すべては、アプローチとクロージングがあってこそ。
もし、「がんばっているのに成績が出ていない」
と悩んでいるのでありましたら。
一度、ご自分の普段の話法を点検されてみたら、
良い変化があるかもしれません。
きっと、自分でもビックリするほど、
アプローチを省いていたり。
(いきなり、商品説明)
クロージングが中途半端だったり。
(お客さんの返事があいまいなまま、説明を続行)
なんてこと。してるかも??
しれませんよ~。
ご点検くださいませ☆