「会社お仕着せの販売マニュアル」を捨てると成績は伸びる♪
2014/06/04
自分から名刺を配らない。
へ?
なにを言ってるの!?
ですか(笑)
じつは、これ。
本当に、本当に、大事な「ノウハウ」なのです。
そして、「実際的なノウハウ」としてのお話を含みつつ、
「営業パーソンとしての心構え」も含んだ話でもあります。
例えば。
あなたが、(ひょっとしたら見込み客になりそうな方との出会いを求めて)
不特定多数が出入りする会合の場所に出向いた、としますね。
たとえば、業界の皆さんが集まるような「ある種の定例会」
だとしましょうか。
で。
正直にお答え願いたいのですが。
そのときに、「自分のほうから」名刺を配っていませんか。
仮に不特定多数に配ってまわっている、ということでなくても。
「そういう場所」で、ビジネスパーソンぽい方と出合ったら?
自分のほうから先に胸の名刺ポケットに手をいれて。
自分のほうから先に名刺を出していませんか?
あれ・・・サイアクでしょ!?
だってね。
あなたに興味がある人は、向こうのほうから名刺を出してきますから☆
もちろん、お互いに目があって、
「あ!名刺交換しなきゃ!」という空気になり。
たまたま、こちらのほうが早く名刺を出した、ということはOKです。
でも。
相手の方が、こちらに名刺を出そうとするそぶりもないのに、
こちらのほうから、「ま、ま、どうぞ、どうぞ!」と差し出す名刺に
意味なんて、ありませんから!!
だって、ね。
よ~く見てくださいね。
名刺交換(っていうか、名刺の献上?)をした後に。
その相手の方は、あなたの名刺を、ちゃんと目で追っかけていますか?
ハイハイ、とばかりに、すぐに名刺入れにしまっていませんか?
そんな、「名刺の献上」を何回したところで、
な~んにも役に立ちませんから!!
それよりも。
初対面の方と出会って、相手の方が
ビジネスパーソンとして、いい雰囲気を持っている方だ、とします。
そんな場合は、まず目をみて「にっこり」と微笑しましょう。
(↑ 笑っちゃダメですよ。あくまでも「微笑」です。)
そうすると、相手の方が、自然と胸ポケットに手をやって。
お互いが名刺交換の雰囲気になりますから。
そうして出会った方とは、立ち話であっても、
お互いの名刺の情報
(あ、○○駅の近くでお仕事されているんですね~、とか)を
もとに会話が生まれますし、印象にも残ります。
そうでないと・・。
「次のステップ」に進まないでしょ!?
営業成績を、グーーン!!と上げようと思ったら。
まずは、勇気を持って・・・
(繰り返しますが)勇気を持って!!
やみくもに名刺を配らない。
お互いが相手に興味を持った、という段階で、
お互いが紳士的に「名刺交換」するんです。
私たちの目的は、最終的には「なにかのセールスの契約を締結すること」。
決して、名刺交換が目的ではありません。
なのに、あまり程度の良くない「営業マン向け社内マニュアル」には、
「たくさん名刺交換しましょう!
たくさん名刺交換すればするほど、チャンスが広がります!!」
なんて、今でも書いてあるそうです。
興味ない相手の名刺って・・・
みなさん、持ってます??
「名刺ケース」の奥のほうで眠っていませんか?
ね?
今度は、自分の名刺がそうなる、と思ったらイヤですし。
なにより、「せっかく活動的にセールス活動をかけた」のに、
ビジネスチャンスがまったく広がっていない!!
こんな「非効率」なことはありませんよね!?
まずは。
勇気を持って「自分に興味を持ってくれた方」以外に
名刺を交換しない。
名刺を「配る」なんて、もってのほか。
筆者 湯浅の場合は、その決断をすることが、
(っていうか、その「覚悟」を決めることが)
まず「会社お仕着せの販売マニュアル」に
サヨナラする良いきっかけになりました。
今、成績が伸び悩んでいる方は、
今の、やり方では伸びません。
その「静かな覚悟」を決めることが、
「一発逆転の準備」に、なにより必要です。
いかがでしょう。
そろそろ、「会社お仕着せの販売マニュアル」を
脱ぎ捨ててみませんか?