「会社お仕着せの販売マニュアル」を捨てると成績は伸びる♪

自分から名刺を配らない。

へ?
なにを言ってるの!?
ですか(笑)

じつは、これ。
本当に、本当に、大事な「ノウハウ」なのです。

そして、「実際的なノウハウ」としてのお話を含みつつ、
「営業パーソンとしての心構え」も含んだ話でもあります。

例えば。

あなたが、(ひょっとしたら見込み客になりそうな方との出会いを求めて)
不特定多数が出入りする会合の場所に出向いた、としますね。

たとえば、業界の皆さんが集まるような「ある種の定例会」
だとしましょうか。

で。

正直にお答え願いたいのですが。
そのときに、「自分のほうから」名刺を配っていませんか。

仮に不特定多数に配ってまわっている、ということでなくても。

「そういう場所」で、ビジネスパーソンぽい方と出合ったら?
自分のほうから先に胸の名刺ポケットに手をいれて。
自分のほうから先に名刺を出していませんか?

あれ・・・サイアクでしょ!?

だってね。
あなたに興味がある人は、向こうのほうから名刺を出してきますから☆

もちろん、お互いに目があって、
「あ!名刺交換しなきゃ!」という空気になり。
たまたま、こちらのほうが早く名刺を出した、ということはOKです。

でも。

相手の方が、こちらに名刺を出そうとするそぶりもないのに、
こちらのほうから、「ま、ま、どうぞ、どうぞ!」と差し出す名刺に
意味なんて、ありませんから!!

だって、ね。

よ~く見てくださいね。

名刺交換(っていうか、名刺の献上?)をした後に。
その相手の方は、あなたの名刺を、ちゃんと目で追っかけていますか?
ハイハイ、とばかりに、すぐに名刺入れにしまっていませんか?

そんな、「名刺の献上」を何回したところで、
な~んにも役に立ちませんから!!

それよりも。

初対面の方と出会って、相手の方が
ビジネスパーソンとして、いい雰囲気を持っている方だ、とします。

そんな場合は、まず目をみて「にっこり」と微笑しましょう。
(↑ 笑っちゃダメですよ。あくまでも「微笑」です。)

そうすると、相手の方が、自然と胸ポケットに手をやって。
お互いが名刺交換の雰囲気になりますから。

そうして出会った方とは、立ち話であっても、
お互いの名刺の情報
(あ、○○駅の近くでお仕事されているんですね~、とか)を
もとに会話が生まれますし、印象にも残ります。

そうでないと・・。

「次のステップ」に進まないでしょ!?

営業成績を、グーーン!!と上げようと思ったら。
まずは、勇気を持って・・・
(繰り返しますが)勇気を持って!!

やみくもに名刺を配らない。

お互いが相手に興味を持った、という段階で、
お互いが紳士的に「名刺交換」するんです。

私たちの目的は、最終的には「なにかのセールスの契約を締結すること」。
決して、名刺交換が目的ではありません。

なのに、あまり程度の良くない「営業マン向け社内マニュアル」には、
「たくさん名刺交換しましょう!
 たくさん名刺交換すればするほど、チャンスが広がります!!」
なんて、今でも書いてあるそうです。

興味ない相手の名刺って・・・
みなさん、持ってます??
「名刺ケース」の奥のほうで眠っていませんか?

ね?
今度は、自分の名刺がそうなる、と思ったらイヤですし。
なにより、「せっかく活動的にセールス活動をかけた」のに、
ビジネスチャンスがまったく広がっていない!!
こんな「非効率」なことはありませんよね!?

まずは。

勇気を持って「自分に興味を持ってくれた方」以外に
名刺を交換しない。

名刺を「配る」なんて、もってのほか。

筆者 湯浅の場合は、その決断をすることが、
(っていうか、その「覚悟」を決めることが)
まず「会社お仕着せの販売マニュアル」に
サヨナラする良いきっかけになりました。

今、成績が伸び悩んでいる方は、
今の、やり方では伸びません。

その「静かな覚悟」を決めることが、
「一発逆転の準備」に、なにより必要です。

いかがでしょう。

そろそろ、「会社お仕着せの販売マニュアル」を
脱ぎ捨ててみませんか?