確実な電話アポイントの取り方 ~後編~
2012/06/06
さて、重症度の高い「商品を提案されるという行為自体がイヤ」
という理由によるアポイント・キャンセルの対策は、
また別の機会に取り上げたいと思います。
今週の記事で、対策を打ちたいのは、
「二つ目の理由」による、キャンセルです。
仕事が入った!
子供が熱を出した!
どちらも、
本当は「避けようと思えば、避けられる理由」です。
仕事なら・・・
あなたに会う、その時間をはずして
その方のお仕事のアポイントを入れてもらえば
済む話です。
育児なら・・・
あなたに会う、その時間に、
実家のお母さんや、育児仲間のママさんを
家に呼んでおいてもらえば、済む話です。
結局、その方は。
そこまでの準備をしてまでは、あなたに会いたくない、と
意思を示しておられるわけですね。
つまりは、あなたに会うことで
「時間が取られる = 他の仕事(育児)に割く時間が減る」
ことをイヤがっておられるのですが・・。
ここで、新米の営業さんは、
まるで自分が否定された、ような反応を示します。
(ああ、勘違い!)
「オマエは、そんなヤツだと思わなかった」
「アナタは、昔わたしが応援してあげたのに、
今そんなこと言うの!?」
とか、なんとか。
直接ご本人に電話口で、こんなこと(↑)言う人もいましたし、
電話を切ったとたんに、
横の同僚に向かってグチる方もいましたねぇ(泣)
でも・・・ね。
もう一度、よ~くよ~く、
アポイントのお断りの理由を、思い出してみてください。
この方。
なんと言って断っておられますか・・!?
「今日はダメよ」
と言っておられる「だけ」ですよ・・・!?
結局、今日提案したいのは「あなた」。
だから、普通なら、なんてことない「お断り」が
とてもキツく響くんです。
せっかく、今日ご契約を決めてこようと思ったのに・・
とか、なんとか。
でも、よ~く考えて。
冷静になってみてください。
これ、ホントに対処は不可能でしたでしょうか?