あなたは「安全地帯」を作れるか!?

どうせ・・。
しょせんボクなんて、大阪大学ですからね・・。

・・。

・・・。

みなさん、上(↑)のセリフ、理解できます??

実は、これ。
私の友人の小さなお店で働いていた青年(アルバイト)が、
実際に私に向かって発したコトバです。

彼は、とても素直で誠実な好青年でした。
ですから、このセリフも嫌味でもなく、遠回しの自慢でも
ありませんでした。
驚くべきことに!!

彼は・・・本当に
「しょせん、大阪大学(にしか)合格しなかった僕は、
 人生で巻き返しなんて不可能なんだ」
と思い込んでいたんです。

つまり。
京都大学(もしくは東京大学)を目指していたので、
失敗して「やむなく大阪大学に通っている」ということを
恥じているのです。

彼には、かなり何回も「そんなことないよ」と
言ってみたのですが、結局わたしたちの言葉は届かず。。。
大学にも行かないようになり、友人の店も辞め。
風のうわさでは、フリーターになったとか。。。

「しょせん・・・受験に失敗した自分なんて、たかがしれている」
という思いこみが、彼を大学中退に追い込んでしまったようです。
(実話)


今。

なんて極端なヤツなんだ!!
と、思ったアナタ!!

ご忠告いたします。
アナタ、今後の人材の育成で「かなりの、しんどい思い」を
抱えこむかもしれませんよ~。

最近の、10代後半から20代前半の学生さんたちの
「コンプレックス・劣等感」の強さは「ハンパない」んです。

エコノミスト誌が取材対照にしたような
「自他ともに就職エリートと認めるトップ層」の学生たちですら、
ちょこっとエリート街道から外れると、あたふた迷い始める始末。

ましてや、初めから劣等感を抱えている
「負け組(と自分で思いこんでいる)」人たちの
劣等感は、ほんとに凄い!!