あなたは「安全地帯」を作れるか!?

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みなさん、こんにちは!!
湯浅です。

え~。
先週私は、出張中に見かけた風景を引き合いに出して、
この「わがまま世代」が、

いずれは自分たちの会社の社員になるよ・・・
それは大変なことだよ・・・

と、お伝えさせてもらいました。

しかし。
世の中は、私の心配の、一歩先を進んでいたようです。
今週号の『週刊エコノミスト』には、まさに2011年現在の
就職活動中の学生さんたちの気質の特集がありまして・・

ああ、あの「新幹線の小学生たち」が、世の中に出るのならば、
まさにこういうことになるだろうなぁ・・・
と、思う文章がズラリ。

まず、その記事を抜粋させて頂いて。。。

次に、筆者・湯浅の見解をまじえて
私たち「中小と呼ばれる会社」の「新人育成」の
ヒントを探ろうと思っています。

お時間があれば、お読みいただけると幸いです。


さて、さっそく。

『週刊エコノミスト 2011/11/8』号の特集記事では、
大手・人気企業で、高偏差値大学卒で入社時から注目されていた
就職活動の勝ち組を「就活エリート」と定義した上で、
その「勝ち組」の、就職後の迷走が始まっている、と指摘。

その人たちの特徴を、三つあげています。

  • 失敗を極度に恐れる
  • 自分の能力を棚に上げて要求ばかりする
  • 自分が思い描いていた成長ルートから外れると、
    モチベーションが急落する

う~ん。。。
「あの社長さん」のところの、○○さんのことのようだ。。。

また同誌では、よく見られる傾向として他にも

入社して現実とのギャップに気付くと、
「ここじゃなかったら、もっといい仕事ができる」
と他人や環境を責める思考になる。

とも指摘しています。
(文中より、筆者・湯浅が抜粋)

ここでエコノミスト誌が指摘しているのは、
あくまでも大企業に就職できた学生のうち、
最初から注目されそうな高学歴の学生の特徴。

でも、なんだか「最近の若い人」の特徴を
全般的に指摘している気がするのは、おそらく
私だけではないのではないでしょうか!?

そこで、もともと「最近の若い人」は、
責任転嫁のクセをもっている・・・と
「仮定」してみるとして。。。

このブログを読んでいただいている
事業主さんの経営している会社に、
就職しにくる若者たちは、どうなんでしょう?

いわゆる「大企業」に就職する学生と、
同じ気質でしょうか?

私には、そうは思えません。

やはり「世代共通の気質」もありつつ、
「大手志向の若者」と「中小に就職する若者」では
根本的な違いがあります。

その「根本的な違い」を理解して
育成しないと、たいへんな「ボタンの掛け違い」を
生んでしまい、教える側、教わる側、双方に
多大なストレスがかかることになるようです。

たとえば・・。
私が直接、見聞きした話としては、
こんな感じ。