不況でも儲かってる会社の決算書~前編~
2011/10/05
まず、結論から。
私。
世間でいう「中小企業」には、2種類あると思うんです。
それは、つまり。
- 大きくなろう!!
ヒト・モノ・カネ、のすべてにおいて、どんどん拡大しよう!!
という会社と、
- 少人数・小資本のままいこう!!
ヒト・モノは、とりあえず置いておいて・・・
手元に「お金」や「社内の良い雰囲気」が残る会社にしよう。
という2種類ですね。
で、この二つの経営方針の会社が混在しているのが。
世間でいうところの「中小企業」だと思うんです。
そこで。
私は。いつも思うのです。
この二種類を、大雑把に「中小企業」と、ひとくくりにするから、
間違いが起こるのだ、と。
オリックス、楽天、ファーストリテイリング。
そんな「起業から一代で成長した大企業」も
かつての「創業期~成長期」には、中小企業と呼ばれました。
駅前で、コツコツ戦後から会社を守ってきて
現在も同じ場所で営業中の鉄工所さんは、
ずっと中小企業と呼ばれています。
この二つは、同じではない。
なのに、適切なコトバがないから、どちらも
「中小企業」と呼ばれています。
で、ここに問題が「潜んでいる」と
私には思えてならないのですが・・・。