「不満」をなおせば「儲け」になる~前編~

この国の家電販売は、「なにか」を間違えている。

筆者・湯浅は、本当にそう思います。
それが何なのか、ハッキリとは断言できないのが、
残念なのですが・・。

それは。

あるときは、「ストレスのたまるプレーヤー」だったり。
またあるときには、「使用者は電化製品に詳しいという前提」で
書かれた説明書だったり。
さらには、50代のビジネスマンに必要の無いタッチキーだったりします。

そんなの、それがイヤなら買わなきゃいいじゃん!?
と、思われますか?
ハイ、それもごもっとも。

でも・・・少し聞いてください。

テレビで有名な量販店に行ってみるか!?
そう思って、買ってみたら。
「アリのような文字のわかりづらい解説書」を
すみずみまで読みこなさないと使えない機械。

それを買って、結局使えない。

その買い物・・・
楽しいでしょうか?

くどいですけど。

説明書はアリのような大きさの文字で、
はじめから機械に詳しい人向けに書いてある。
くじけますよ・・・。


この国は、これから
年配の方の割合が、どんどん増えます。


デフレの正体 経済は「人口の波」で動く
藻谷浩介・著 角川書店 760円

そして、韓国製をはじめとする近隣諸国の家電製品は、
デザイン面において日本製を越えつつあります。
(↑筆者が、マレーシアで経験した実話に基づいて書いてます。
  このお話は、また今度しますね!)

デザイン面で隣国製に遅れを取るなら。
あとは、使い勝手で勝負するしかないハズなのに。。。

「今後、この国の人口の3分の1を占める層」に
ソッポを向いた開発と販売を続けている限り。
日本の家電メーカーは、ジリ貧になるんじゃないのカナ!?
と、私は「悪い予想」をしているのです・・・。

さて。
突然ですが、今週の記事は、ここで終わります。
で、次回なのですが・・・

なんと!!
筆者が嘆く、この「日本の家電の現状」をたくみに突いて?
一部の「街の電気屋さん」は、増収・増益を続けているというのです。

「街の電気屋さん」ということは・・・小資本!!
手先が器用な方ならば、【独立】するときの候補の業種として
候補にされる方がいらっしゃるかもしれません。

そこで「来週の記事のための前振り」として。
今日の記事を書いたしだいです。

来週・・・
この不況下で儲かっている「街の電気屋さん」は
なにをしているか?

筆者、湯浅の知っている範囲で書かせていただきます。
乞う、ご期待・・・です!!