不採算部門・・・切るべき?残すべき?

ルール変更は、社長さんしかできない

わたし、思うんですけど。

ひょっとして「ゴルディオンの結び目」って、
最初は力自慢の人なら、正攻法で解けたんじゃないでしょうか?

当時のマケドニア近辺の武器は、力で相手を押し切るものでした。
(日本の武器とは、だいぶ違います)
だから、力自慢のゴルディアス王が、ギリギリと締めた結び目を
指と腕の力で解ける男なら、確かに世界征服もできるかも・・・という
「理にかなった」設問だったような気がします。

智恵を試す・・・というよりは「力試し」ですね。

でも。
この周辺の気候は、大陸性。
昼間は、メチャメチャ熱く。
雨は、バケツをひっくり返したよう。
結び目の縄は、風雨にさらされた挙句に
カンカンに乾燥して・・・カッチカチになります。

そこで、はからずも
「絶対にほどけない結び目に出会ったら、どうしたらいいか」
という、力よりは智恵を試す【問題】になってしまった、
ということではないでしょうか?

そんなときには・・・
「ルール変更」に限りますよね♪

もし。
もし、ですよ。

「以前は、にぎやかだったテナントは、今では人が通らない」なら。
ルールを変えますか?変えませんか??

「とても流行した商材が、最近は買ってもらえない」なら。
ルールを変えますか?変えませんか??

商売は、予想外の連続。
神官(税理士)も、大王補佐(部長)も。
大王である、アナタの判断を待っています。

ルール変更をできるのは、大王だけ。
このまま進むにせよ、勇気を持って撤退するにせよ。

以前と状況が違う、というのは
決して「言い訳」ではありません。

「社長ぉ!!
 どうして撤退するんですかぁ!!」
と部下につめよられたら。
「これが【ゴルディオンの結び目】だよ、君ィ」
で、かたずけてしまいましょう(笑)(笑)

ルールを変更できるのは、王様だけ。
会社の社長は・・・アナタです。