不採算部門・・・切るべき?残すべき?

お話は、いたってシンプル。

紀元前334年。
つまり、今から数えて二千年以上、昔。
かの有名なアレキサンダー大王は、故国マケドニアから
東へ、東へと、遠征していました。

その途中。
ゴルディオンという街に立ち寄ることになります。
そして、その街の神殿には、「ゴルディアス王の荷車」という
木造りの運搬車がありまして。ゴルディアス王自らが、
固ぁ~く、固ぁ~く、杭に結び付けていたそうです。

そして。
ゴルディオン神殿の神官が予言しました。

「この結び目を解くことができた者が、
 全世界の王になるであろう!!」
と。

で、たくさんの人がチャレンジしたのですが、まったくラチがあかず。
一説によると、
「結び目がどこかさえ解らないほどに、何重にも縛ってあった」
といいます。(まぁ、コレでは、ほどけませんわな・・)

そこへ!

やって来たのは、われらがアレキサンダー大王。
多くの部下が見ている目の前で、エイヤッ!!とばかり
即座に、その結び目を解いてしまいます・・・

その方法とは・・・