くやしい思いが、あなたを育てる。

軸足を移そう

残念ながら。
こうした「親世代からの振りまわし攻撃」に
対処する、特効薬はありません。

むしろ、勤務時代に相談していた
同僚や上司がいない分、こうした「振りまわしリスク」を
モロにかぶることになります。

その分・・・直撃を受ければ被害は甚大。。。
せっかく漕ぎだした船が、転覆しそうになることも(泣)
「自営業の現場を書いたような本」に、
あまり載っていないことなので
あえてココで何回も書きますが。

ホントに
「今すぐ、ここへ来い。オマエの都合?知らんがな!」攻撃と
「アイツ、頼りないヤツでっせ!信じたらいけませんで!」攻撃で
大きな損失を受けた方もおられます。

「やっかいな人達が、最大の応援者。
 この人たちからの発注が止まったら、自分の会社が
 まわらない!!」

という事態は、じつは結構たくさんの方が味わう「独立の矛盾」。
自由を求めて、独立したのに、今や「判断の自由」すらなくなった、
という本当のお話。

あえて、防御策をこうじるならば。

地道なお話ですが「その人たちと縁を切っても、会社がまわる」
という状態を作るしかありません。

売上・取引・地元での名誉。

そのすべてを保全することはムリですが。
せめて「この人たちを失っても、わが社は回る」
という基盤がないと、いつまでも
「ゆとりをもったオトナの経営」まで辿りつきません。

自由こそ、【独立】のだいご味。
判断こそ、【経営者】の真骨頂。

そう思って、独立したんですよね!?

まだ若いアナタが、とてもツマラナイことで
「真の独立」を果たせないでいるのなら。
少しずつ。少しずつ。
軸足を移して、別の経営基盤を見つけてください。

『まだ大丈夫は、もう危ない』とも言います。
あるいは。
『毒はゆるやかにまわる』とも。

今のうちから。
今のうちからですヨ・・。

おまけ

まだ若手と呼ばれていた頃。

ある歯科衛生士さんに、虫歯の予防をしてもらっていたときに、
不意に言われた一言。

へぇ! やっぱり湯浅サンって
お仕事がんばっているんだね!!

え?どうして??
と私は聞きました。すると・・・

奥歯がすり減ってるよ。

こんな、すり減り方する人って、
めちゃめちゃ運動している人か、そうじゃなきゃ
よっぽど悔しい思いをしている人よ。

悔しいと、奥歯をかみしめるでしょ?
あれって結構強い力なのよね。

運動してる人以外なら、この減り方してるのは
だいたい営業の人よ。

とのこと。(実話)

まぁ・・。
カラダは正直ですこと(笑)