もしも・・・あの時、あの場所で。
2010/04/28
それは、ゴールデンウィークの半ば。
5月だというのに、夏のような蒸し暑さで、みんなが少しずつ
イラだっていたとき。
有人ガレージを管理していた、若いガードマンの青年が
大きな声で叫んでいました。
「クルマが通りまーす!
歩行者の方は、通行ご遠慮くださーい!
クルマが入りまーす!
ご注意くださーい!!」
とはいえ。
温泉と観光に、熱中している「オバサマたち」に、
そんな声が届くはずもなく。
青年ガードマンの声が、だんだん尖ってきているのが
誰も目にも明らかでした。
オバサマたちも、少し不満顔。
ナニヨ、どうしてアンタにそんなこと言われなくちゃ
いけないのよ!?
といった気持ちでしょうか・・・。
それにこの蒸し暑さ!
そして、坂道を登る疲労感。
しだいに・・。
緊張感が高まっていたその時!
場の空気を一変させる出来事が、おきました。