話法のヒントは「医者」に訊け!!
2009/07/15
それは、大阪の旭屋書店という大型ブックランドの、
「医学専門書」コーナーで見つけました。
タイトルは少し長いのですが
『患者さんとのコミュニケーションをはかる ベットサイドでの一言!』
という本です。
この本の中では、ベテランそうな医師たちが、
過去どういう会話で患者さんと接してきたか、
わかりやすく短いエピソードを中心にまとめられていました。
医学のことは、よくわかりませんが
「短い時間で人から信用されるには、どうしたらいいか?」
には、とても関心があります。
そこで、「じっくり長い時間をかけて」立ち読みしていたのですが・・・
思わず、ある医師の文章に目が釘ずけになりました!!
それは・・・
簡単に抜粋すると、こういう文章でした(↓)
患者に対して十分な説明をしたかが問われる時代になった。
患者は医者のいうことを、うなずいて聞いているが、これは落とし穴。
患者は、よくわかっていないままに、ただ、うなずいていることが多い。医師にとってあたり前のことが、患者にはよくわからないので、
(何回もお話して)理解してもらえるまで伝えなくてはいけないが、
医師にはそんな時間は、ない。そこで私がした工夫とは・・・
と、こういう文章でした。
ね!?
医師は「業界特有のルールが多い商材」を売り込む、セールスマンに。
患者は「おっかなびっくり」ショールームに買いに来た、お客さんに。
置き換えた場合、そのまんま、私たちにも当てはまりませんか??
(特に・・・「そんな時間は、ない」が、
セールスの現場っぽくて、リアルだ!)