話し方教室~新人をプロらしく~
2009/06/17
テーブルの下で、ペンを持つ
これは、とても大切な「テクニック」です。
新人のころ、自分のトークに自信がないうちは
ついつい、アレもコレもしゃべってしまって、
お客さんの思考をめぐらす時間を奪っていまいがち。
そんなとき、営業マンの心の中は「不安」でいっぱい。
現実的な対処として。
ワラをも掴む思い、という状態でしょう。
そこで、即効性のある「よりしろ」として
自分のペンを用意します。
語るべきことを語り終えた際、右手でペンの剣先のほうを握り、
左手でペンの太くなっている柄のほうを握りまして。
「グッ」とつかむのです。
テーブルの下で、これをしたならば。
本人にとっては「なにかを掴めている安心感」を得、
お客さん向いては「ボクはもうしゃべりませんからね」
というジェスチャーになります。
もちろん、このときも笑顔を絶やさずに。
そうすると
言うべきことは、言いました。
あとはアナタの判断待ちです。
ということが、言葉不要で伝わり、
相手の方は具体的な検討に入るでしょう。
とくに、一般消費者相手の商材で、
ビジネスライクに話をすすめる訳にはいかないケド、
でも、「ここぞ」という時には、ビジネスの雰囲気に切り替えたい。
そういう商談に向いている「やり方」です。
ぜひ、おためしあれ♪