話し方教室~新人をプロらしく~

テーブルの下で、ペンを持つ

これは、とても大切な「テクニック」です。
新人のころ、自分のトークに自信がないうちは
ついつい、アレもコレもしゃべってしまって、
お客さんの思考をめぐらす時間を奪っていまいがち。

そんなとき、営業マンの心の中は「不安」でいっぱい。

現実的な対処として。
ワラをも掴む思い、という状態でしょう。

そこで、即効性のある「よりしろ」として
自分のペンを用意します。
語るべきことを語り終えた際、右手でペンの剣先のほうを握り、
左手でペンの太くなっている柄のほうを握りまして。

「グッ」とつかむのです。

テーブルの下で、これをしたならば。
本人にとっては「なにかを掴めている安心感」を得、
お客さん向いては「ボクはもうしゃべりませんからね」
というジェスチャーになります。

もちろん、このときも笑顔を絶やさずに。

そうすると

言うべきことは、言いました。
あとはアナタの判断待ちです。

ということが、言葉不要で伝わり、
相手の方は具体的な検討に入るでしょう。

とくに、一般消費者相手の商材で、
ビジネスライクに話をすすめる訳にはいかないケド、
でも、「ここぞ」という時には、ビジネスの雰囲気に切り替えたい。

そういう商談に向いている「やり方」です。
ぜひ、おためしあれ♪