『話し方教室』・・・その1

わたし。
新興の外資系保険会社に10年前入社しまして。

当初は成績がよかったんですが。
だんだん、だんだん「ジリ貧」になってきましてね。

それで、あれこれ手を打って頑張りまして。
なんとか、成績を盛り返すことができました。

「よぉし!!
 今年は、正月からクリスマスの週まで、毎週々々
 必ずご契約をいただくぞう~!!」

とか。

「よぉし!!
 今年は、世界レベルで設定されている、
 国際表彰に必ず入賞するぞ~!!」

とか。

なんだかんだ、自分の中で「今年の目標」を設定して
駆け抜けてきました。

掲げた目標を達成し、自分の成績が安定してくると、
少し足を止めて今までの活動を振り返る余裕が出てきます。

それで、いったん営業のペースを落として、
じっくり周囲を見渡すと
「あれあれ、この業界、この会社で
 うまくいってる人って、意外と少ないぞ??」
と気が付くわけです。

外資系・・・

何をしてもいい。
どこで活動しても、かまわない。

でも。

会社は固定給を保障しない。
アナタの営業成績が悪ければ、
収入は限りなくゼロに近くなる。*1

そんな自由な社風にあこがれて入社してきて、
まだ、「上司からの指示待ち病」が抜けきれない。

ジレンマを、いっぱいかかえて
成績不振に陥っている方がいっぱいおられました。

そこで・・・

*1 実際には、法定の最低賃金が保障されるそうです。ただ、「販売スタッフに危機感を持たせる」という意味からか私たちには、このような説明をされていました。