モテる男は銀行も口説く♪

少し前にはやった本で書いてあったと思うのですが・・。

初対面どうしの場合。
妙齢の男女が出会えば、お互い無意識のうちに、

「お、オレこの女性となら、付き合えるな(付き合ってほしいな!)」
「あ、アタシこの男性とだったら、お付き合いしたいわ♪」

とか。

「う~ん・・・この女性と自分が交際することはナイだろうなぁ・・」
「あぁ・・・きっと、この方とは真剣交際しないだろうなぁ・・」

とか。

値踏み??分析??を始めるのだそうです。
(まぁ、確かにそう言われると、そういう気がしないでもないです)

ただ、この話が注目されるのは、

「(男女とも)出会った瞬間、分析が始まり・・・
 遅くても数分以内には分析は完了する」

と明確に指摘した点でしょうか。

なんか・・・
「初めて人に会う」
のが怖くなるようなハナシです。

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さて。
ここからが今日の本題。

実は、銀行員さんが「決算書」を見るときには、
「同業他社に融資した、過去の経験」をもとに、
その銀行員なりに『分析』をかけながら見ていきます。

そして。
その分析は、社長さんの目の前にて行われます。

おわかりでしょうか?

「行内に持ち帰って、御社の決算書を
 じっくり拝見させてもらいます~」

という聞きなれたセリフ。
あれは・・・たいがいの場合、『うそ』なんです。

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実は・・・
社長さんから「バサッ」と決算書を渡されて
ペラペラとめくる時点で、
おおまかな「融資までのストーリー」を浮かべながら
分析を初めているのです。

その決断は数分以内。
長くても10分かかることはないでしょう。

「わしの会社のこと、なんで2.3分でわかるんや!?
 わかるワケないやんか!!」

そう思われる気持ちは、ごもっとも。

でも、人間には
「初対面の異性を数分で分析してしまう・・恐るべき本能?」
がありますよね。

まぁ・・・不謹慎を承知で例えるなら。

恋愛経験豊富な人ほど、
瞬間的に「異性のチャームポイント」を見抜くように。
融資経験豊富な行員さんほど、
「決算書」の分析を『速読』の域で済ませてしまう、
とも言われます。

で。
そのあとは、あくまでも「自己分析を検証」するために、
「じっくり読み込む」わけですね。

不謹慎な例えを続けるならば。
素敵な人だから・・・映画に誘って、お食事をして、
「あ!やっぱり素敵なひとだ!!」と確認するような作業ですね。
(みなさん、心あたり・・・ありますよね!?)

では。
その「瞬間的に判断する」相手に、
融資の可否をゆだねている社長さんは。
どうすれば「あ!魅力的な会社だ♪」と思ってもらえるか?

それは・・・