モテる男は銀行も口説く♪
2009/04/15
少し前にはやった本で書いてあったと思うのですが・・。
初対面どうしの場合。
妙齢の男女が出会えば、お互い無意識のうちに、
「お、オレこの女性となら、付き合えるな(付き合ってほしいな!)」
「あ、アタシこの男性とだったら、お付き合いしたいわ♪」
とか。
「う~ん・・・この女性と自分が交際することはナイだろうなぁ・・」
「あぁ・・・きっと、この方とは真剣交際しないだろうなぁ・・」
とか。
値踏み??分析??を始めるのだそうです。
(まぁ、確かにそう言われると、そういう気がしないでもないです)
ただ、この話が注目されるのは、
「(男女とも)出会った瞬間、分析が始まり・・・
遅くても数分以内には分析は完了する」
と明確に指摘した点でしょうか。
なんか・・・
「初めて人に会う」
のが怖くなるようなハナシです。
さて。
ここからが今日の本題。
実は、銀行員さんが「決算書」を見るときには、
「同業他社に融資した、過去の経験」をもとに、
その銀行員なりに『分析』をかけながら見ていきます。
そして。
その分析は、社長さんの目の前にて行われます。
おわかりでしょうか?
「行内に持ち帰って、御社の決算書を
じっくり拝見させてもらいます~」
という聞きなれたセリフ。
あれは・・・たいがいの場合、『うそ』なんです。
実は・・・
社長さんから「バサッ」と決算書を渡されて
ペラペラとめくる時点で、
おおまかな「融資までのストーリー」を浮かべながら
分析を初めているのです。
その決断は数分以内。
長くても10分かかることはないでしょう。
「わしの会社のこと、なんで2.3分でわかるんや!?
わかるワケないやんか!!」
そう思われる気持ちは、ごもっとも。
でも、人間には
「初対面の異性を数分で分析してしまう・・恐るべき本能?」
がありますよね。
まぁ・・・不謹慎を承知で例えるなら。
恋愛経験豊富な人ほど、
瞬間的に「異性のチャームポイント」を見抜くように。
融資経験豊富な行員さんほど、
「決算書」の分析を『速読』の域で済ませてしまう、
とも言われます。
で。
そのあとは、あくまでも「自己分析を検証」するために、
「じっくり読み込む」わけですね。
不謹慎な例えを続けるならば。
素敵な人だから・・・映画に誘って、お食事をして、
「あ!やっぱり素敵なひとだ!!」と確認するような作業ですね。
(みなさん、心あたり・・・ありますよね!?)
では。
その「瞬間的に判断する」相手に、
融資の可否をゆだねている社長さんは。
どうすれば「あ!魅力的な会社だ♪」と思ってもらえるか?
それは・・・