情熱では返せない!

情熱では返せない!

こんな話を、公認会計士にしたところ、予想どおり
「そら、そうでしょう!!」
というリアクションが返ってきました。

やはり、金融・企業再生の現場において、実地の話を見てきた
人ですから、銀行OBの話には共感する部分が多かったようです。
そこで・・・。私が頼りにしている青年会計士の話を、まとめてみました。

スバリ、アドバイスはこう(↓)です。

「あいつら(銀行)は、オレのビジョンを全く理解していない」
「しょせん、銀行員なんてサラリーマンにすぎない」

なんてボヤく前に、まず銀行さんの一番好きなもの・・・
「円滑な取引実績」
を重ねておくべく、社長さん自身が短期借入の準備をするべきでは
ないですか!?

一年の商いをみた場合。
オレの会社の商売のピーク、
資金需要のピークはこのタイミングなんだ!
だから、この時期に商品の仕入れ資金が必要なんだ!
で、この時期に借り入れたお金は、
この後の販売商戦が終わった後、
売掛金の回収サイト30日後に一括で返済できるんだ!

こんな話を、ご自身で「書面に・数字に置き換えて」
書き込んでみるのは、いかがでしょう。

他人に自分の活動を説明する難しさを痛感するはずです。
そして・・・
普段から、その難しさに「直面」している銀行マンの視点が
少しわかるはずです。銀行マンの「視点と気持ち」がわかったなら・・
次からのお付き合いの仕方も、おのずとわかってきますよね!?

(余談)

今、この話を読んでいただいて。
「オレ、そんなヒマちゃう!」
と思われた経営者さま。

わかります!
わかります・・・けど!!

社長が資金の流れをハンドリングしなくて・・・
誰がするんです???