プレゼンのジェスチャーには、左手も使う!!

2. 右手をヒラヒラさせる

私が個人的な買い物をしているときに、相手のセールスが、
「両手を上手に使いこなしてジェスチャーする方」だと
あ!かなり現場をこなされた方だな、という印象を受けます。

逆に、一生懸命にジェスチャーを使って説明してもらっても。
「右手だけヒラヒラさせる方」だと、
あ!まだルーキーなんだな!!と思ってしまいます。

特に。
「右肩上がりグラフ(これからドンドンよくなる、という表現)」
は、左手を使ってするのが鉄則なのですが、それを知らないで、
右手で表現する人に出会うと(せっかく頑張っているのに)
本当にもったいない!!と、感じるんですね・・。

え?
右手か左手かが、そんなに大事なのか!?
って、ご質問ですな?

では・・。

ためしに、自分の向い側にお客様が座っている、
という設定で、右手で「右肩上がり」を
表現してみてください。

右手の手のひらを、体の横に置いて、少しずつ上に上げていく。
その動きで「右肩上がり」のグラフをジェスチャーするとします。

ね?
体の真ん中で、右の手の平が止まるでしょう?
こうなると、お客様が、手の平ではなく
手の平がとまった場所のすぐ上にある、
セールスマンの顔を見ることになります。

そうすると、印象が散漫になりますし
(手を見ていいのか?顔を見ればいいのか?)
なにより、動きにダイナミックさがないので
印象が弱い。

今度は、ためしに、
左の手のひらを体の真ん中に置いて、
左手を少しずつ上げていきながら、左のほうへ
動かしていってください。

そうすると、手の動きが他のものにダブらないので
「あ!グラフを作ってるな」ということがシンプルに伝わります。
また、手が伸びきって、その動きが止まっても、
そこから先の向こうのほうまで、想像上のグラフが伸びていることを
イメージしてもらいやすい。

なにより。
空間が広がるので、商談にも勢いが出ます。

たったこれだけのことなのですが、
「できている人が少ない」
ので、できれば目立ちます☆

そう・・覚えて使ったもん勝ち(笑)

ね?
できていない、でも、一生懸命。
そういう方に出会っちゃうと
「もったいないなぁ!」
って思っちゃいますよね?(笑)