「地域密着」と「手間賃」の組み合わせで儲ける☆

「地域密着」と「手間賃」の組み合わせ。

ポイントは、これ(↑)なのだそうです。

いくら格安とはいえ、出張費はちゃんと
どの家庭からも頂くそうです。

例えば「出張費を千円ほどお預かりする」とします。
タナカのおばあちゃんは、これでテレビがなぜつかないの!?
と、ウンウンうならずに済む。

街の電気屋さんは、地域密着で活動されていますから。
タナカさんのお宅に行ってから、スズキさんのお宅にも行きます。

そして、もちろん。
スズキのおじい様からも、千円お預かりします。
タナカさんの家の隣が、スズキさんであっても「千円」。

あくまでも、お店からの距離と時間で考えていますから、
それは当然ですよね。

移動のロスが少ない、「地域密着」と。
原価がタダの「手間賃」と。

この組み合わせで、少人数・高収益。

しかし、一見すると。

お店の大将はいつも店頭におらず、奥さんがお店番してて、
この店は大丈夫かいな!?いつか潰れるで。

っていう、地味な?お店構えであることも、しばしば(笑)

外からは、儲かっているお店なのか、そうでないのか?
まったく区別がつかないのだそうですよ。

(そもそも。
 来店客をアテにしていないから、店舗をキレイにしておく
 必要がないですもんねぇ・・。)


もちろん。街の電気屋さんの全てのお店が、
このように上手くいっているわけでは無いそうです。
(むしろ、苦しいお店が多いとか・・。)

ただ、逆に。
ある一定のお店は「ずっと黒字を続けている」状態なのだ、とも。
そして、それは外見で判断ができない。

少人数・高収益。
今後も、そのビジネスモデルを継続できる。
本人の生活と、自分の商売がすごく近い。
そして・・・お店の外見からは、儲かっていることがバレない(笑)

筆者 湯浅は、こういうお話が大好きなんです。
なんていうか・・商売の基本のような気がして。
それに、「そういうスタイルの商売」を目指すなら、
デフレでも、少子・高齢化でも、それに見合ったやり方を
見付けることが出来そうです。

少人数であることは、
方向性の細かい調整がしやすい、ということ。
高収益であることは、
多少のゆとりを持って「次の一手」を検討できる、ということ。

それぞれの業界にあった形で「少人数・高収益」(そして地味!)な
ビジネスを展開している方をお見かけしたら、またみなさんに
ご報告したいと思います。

日本の21世紀は、デフレの時代。
突破するなら、この方向のような気がしているのですが・・。
みなさんは、どうお感じになったでしょうか?

では、また来週☆