ポケベルユーザーもターゲット!? ~前編~

まずは、写真の中の文章を読んでみますね。

銀行・証券会社 取引先の締日や月末は、外回り中に、
入金や支払いの連絡で緊急電話が入ることも多い。
★携帯電話を持っていれば、
いつでも取引先とのホットラインを確保しておけます。

・・。

・・・。

なにを・・・当たり前のこと言うてんねんっ!!
って感じですか(笑)

ね?
平成27年の感覚で読むと、なんだか
どう反応していいか、わからないでしょ!?
この「セールストーク」でお客さんを感激させて、
一台10万円以上の電話を買わせようね!!っていう
研修が、大真面目にあった時代があったんです。

で、そこに書き込みしてある文章は、
研修中に講師の方が、ポロッとお話されたことを
マジメな? 湯浅青年が書きとめたことなんですが・・。

よく見てください。
「ポケベルユーザーもターゲット」
って書いてあります。

自分と連絡をとりたい相手が「かけてきてほしい電話番号」を
メッセージの形で送り、それを見て、こちら側が公衆電話などから
相手に電話することで、やっと連絡がとれる。
それが「ポケットベル」でしたね。(あ~、なつかしい!!)

当時は、学生もポケットべルを持ち出した頃。
まだまだ、私の周囲では。
学生さんがポケットベルを持っていると

アイツ、【ベル】持ってるで。
あんまり、まともなバイトしてへんのちゃうか!?

なんて、周囲から ひそひそ言われていた時代です。
(実話・・ 今思うと、めちゃ恥ずかしい 笑)

奈良県の、のんびりした土地柄の学校に通っていましたので、
その点は、差し引いて聞いていただくとしても。
まだまだ、時代としては、そういう空気がありました。

で、社会人になると、
「お仕事上必要だから!」
という理由で、【ベル】を持ちまして。
なんだか、すっごく大人になった気がしました。
(実話・・)

そんな空気の中で、
「携帯電話を販売しましょう!!」
という研修を受けていたもので。

実は、ポケベルユーザーさんも、潜在的な 販売ターゲットなんです。
折り返し電話するために、公衆電話を探さないといけない、という
不便さを感じておられますので、強くおすすめすると
お話を聞いてもらえる可能性があります。

と、セミナー講師役の方がお話されたとき、
ちょっと意外な感じがしました。

そして、なによりも。
「学生のころから、【ベル】を使いこなしている
 アルバイト慣れした同期生たち」
の反応が、私の予想どうりだったんです。

それは・・。