男性客と女性客では「来店の周期」が違う。

男性客と女性客では「来店の周期」が違う。

女性客で一杯の美容師さんは、たんなる「散髪(カット)」だけではなく、
髪のトリートメントや、カラーやパーマ、
エステメニューのご提案などなど。
おんな心をご満足させる提案内容が豊富ですね☆

もちろんそれは、売上金額に直結しますので、
もし、「予約ですべて埋まっている」状態ならば、
「オール女性客」のスタッフは、「オール男性客」のスタッフに
売上金額で「必ず」勝つそうです。

じゃ、美容院経営は、女性客を狙ったらいいんだね!!
と、考えてしまいそうなものですが、どうもそうではない。

なぜなら、「女性客は、いきなり来なくなる」から。

どういうわけか、急にパッタリ2ヶ月ぐらい
来なくなる方が多くて、しかもその周期が
みなさん微妙に「タイミングが合う」そうで。

不思議なぐらい「ストンと」売上が下がる時期が
あるそうなんですね。早い話、来月の見込みが立ちにくい。

そこへ行くと男性は、単純でして(笑)
毎月一度。まったく同じサイクルで同じ人が来てくれます。
なにもこちらから新しいアクションを起こさなくても、
ただ先月と同じカット、先月の続きの会話で、満足してくれる。。。
(ほんと 筆者・湯浅自身も、そういう感じなので、よくわかります☆)

つまり、これは「毎月の売上が読める」ということ。
経営者にとって、これほどありがたいことは無いですよね!?

たとえ大儲けできなくても
「予想の入金の範囲内で、費用を工面すればいい」
わけですから、精神的にはだいぶ楽です。

かたや、女性客。
営業面、売上面では、大きな期待ができますが、
突然「あれ!?」という減収がやってくるかもしれない。
(しかも、それがいつ来るかわからない・・)

ね?
難しいでしょ!?

もし、皆さんが「経営者」だったら!?
オール男性客のスタッフと、オール女性客のスタッフ、
どちらを雇い入れますか!?

これ、結構大事なお話なので、
来週までこのネタ引っ張ります(笑)

来週は、紳士服と婦人服の「業界の違い」と。
男性客向けの飲食店展開と、女性客向けの飲食店展開は、
ここが違う、というお話。

すべて「生で聞いてきた実話」でお伝えしますので、
ご期待ください☆

主に男性を狙うか?
それとも、リスクを取って女性客狙い??
ここは経営上の「大きな分かれ道」。

もし、みなさんならばどうするか?
を想定して考えていてくださいませ・・・。