社内でつぶされない人は経営者になれる

経営者と格闘して、生き残った人だけが
経営者になれるからね。

私の師匠は
いつものように、にっこり笑って、
いつものように、「即答」でした。

私はこのとき。
経営者に向いた、性格とか、特徴とかで、
なにか共通するところがあるのかな?と思って聞いてみたのですが。
師匠の考えでは、どうもそういうものでは無いらしい。

むしろ、もっと「なまなましい」こと。

つまり、大きな組織で、知恵と工夫で
バリバリ実績を上げている人は、実は上司たちから
目をつけられやすい。

大きくなればなるほど、組織というところは、
「実績上げてるんだから、それでいいじゃん!!」
とは、ならないからです。

あくまでも、本社の指示どおり、
パターン化されたやり方で、活動していないと
「おい、アイツはいったい何をやっているんだ!?」
と、目をつけられてしまうんですね。

(上司のアドバイスに従わずに成績を上げると、
 「メンツをつぶされた!!」
 と感じる管理職が多くなるんでしょう・・・)

それが例え、取引先から人気があったとしても。
コンプライアンス(法令順守)の面で、きっちりしていたとしても。
そんなことは、関係ない。

とにかく。
独自のやり方で、業績を上げるアイツは、
可愛くない・・・となりがちです。