ドン底の不景気でも、利益を上げたお店の実話☆

手元のお金を減らさない経営

売上よりも、収益。
そう謳う「経営指導の本」は、世に多いですよね☆

極端に言えば、「売り上げ」は、利幅を減らせば、
いくらでも増やすことができる。
出血大サービスのバーゲンセールを繰り返せば、
目先の「売り上げ」は、どんどん伸びる。
でも、それでは会社が潰れてしまいます。

そこで、多くの経営指導の本では
売り上げよりも、収益こそが大事ですよ、と
警告を発していますよね☆

でも。

今まで、ご紹介してきたように、
借り入れがある会社などでは、

「ちゃんとマジメに帳簿をつけていても、
 手元に現金が無いのに、まるで儲かっているような
 帳面になってしまう」

なので、そんなときに
「業界やマスコミから注目されたり」して。
手元に現金が無いのに、帳簿上で儲かっていて
社長がそれを真に受ける・・・
という事態が起こりやすくなります。

(業界コンクールで1位を取ったことがある
 優秀な会社だったのに、突然倒産しましたね・・・
 なんて。聞いたことありませんか?)

ね?
社長さんも人間。
周囲からチヤホヤされると、
調子に乗ってしまうのも、わかります。

し・か・も!!
帳簿の上でも、ちゃ~んと儲かっている!!
調子に乗って、なにが悪いんだい・・・ってね。

そのタイミングで売り上げが
落ちてきたりすると、

「よ~し、ここは
 さらに借り入れを増やして、積極投資だ!!
 打って出るぞー!!」

なんて・・・。

で、それを聞いた周囲の太鼓持ち(無責任な銀行マンなど。。。)が

「さすが社長!!
 積極経営ですな~!!」

なんて、おだてたりして。
(実話)

友人が勤務していた、この(↑)会社。
あえなく、倒産しちゃいました。

しかも、こんな事例を
私、何社も知ってます・・・(泣)