絶好調だった会社は、なぜ突然倒産するのか!?~後編~

なるほど!!
そうかもしれないね。
では・・
取引先として。投資家として。
あるいは、就職希望先の事前調査として。

「その会社が大丈夫な会社か、どうか」調べたい、という場合。
雰囲気に左右されずに、その会社の「本当の姿」を見ればいいんだね!!
と思っていただけた方。
では、その「本当の姿」は、どうやって調べますか??

え?湯浅サン、そりゃぁ・・・
儲かってるかどうか、は、その会社の帳簿を見れば・・・

・・。

・・・。

アッ!!

そう!!
そうなんですね。

ここで、「先ほど覚えておいて下さい」とお願いした話。

つまり「借入金の返済は、経費で落ちない」、
だから「借金の返済を頑張っている会社」は、
手元にお金が残っていても、いなくても。
「めちゃめちゃ儲かってる会社」と帳簿(決算書)に出てしまう・・。
という【罠】が、顔を出すんです。


会社は「払います」と約束したお金が払えないときに、倒産します。
それまでどんなに好調でも、まっったく関係ナシ!!

だから、今までどんなに「勢いがありそうだな」と思っていても
ある日、突然に会社が倒産、ということはあり得るんです。

(勢いがある時ほど、お支払いを約束しているお金の額が
 大きくなりがちですからね。。。
 むしろ、勢いがあるほど「突然死」のリスクは高くなるんです。)

つまり。

私たちは、「会社を外から雰囲気で判断してもダメ」で。
「会社の帳面から数字で判断しても、罠に引っかかってしまう」
わけなんです。

さぁ!!
ここからが、今日の本番。

あ・え・て。
もう一度、伺いますね。

皆さん、絶好調だった会社は、なぜ突然倒産すると思います・・!?