お客様の「思い込み」に、どう対応したか!?

昔。
私が、自動車販売のお仕事についていた頃。

その当時は「RV車ブーム」というのがありまして、
みなさん、こぞってワゴン車をお買いになっておられました。

そのブームを受けまして、クルマ好きな方向けの雑誌が
RV車の特集を、バンバン組んだんですね。

そこには・・
「この車種なら ○○万円の値引きはカタい!」とか。
「わたしは、○○万円の値引きに成功しました!」とか。

おいおい、ホントかよ!?

と、思ってしまう金額の「値引き武勇伝」が、
ズラズラ書かれていました。

こういう話を・・・
お客様が、そのまんま信じ込んでしまい。
「この金額の値引きになるまでは、ここでは買わないぞ!」
という方が、おられまして・・。

まぁ、ね。
「雑誌に書いてあるぐらいだから、この情報は正確である。
 世間で、こんなに得をしたヤツがいるのだから、
 自分も同じ金額を値引きしてもらわないと納得できない」
と、思ってしまう心理も、わかるのですが・・。

これ。
あくまでも、ネタ的な意味合いが強いお話なんですね。

(カーナビゲーションなど、フル装備を販売店で
 別注した方だけの「特別値引き」を、他の方の事例と
 混同して記述しているケースなど・・
 ?? と思える記事が多かったんです)

では。

そんなときに、どういう対処をして
適正な価格で購入いただけるように、
お話を進行していったのか。

いろんな方法があるとは思うのですが、
私の場合には、こうでした。