叱り方を工夫していた、トヨタの所長さんのお話☆


成績がイイ社員を、激しく叱る!!

営業の世界では、よく言いますよね。

8対2・・・って!!

これ、どういう意味かと言いますと。
その会社の成績の大部分を、営業マンの中の
成績トップ2割が稼いでいて、あとの8割は、
クビにならない程度のお仕事しかしていない・・・
という統計上のお話だそうです。

普通?の販売系の会社の社長さん、所長さんならば。
「お仕事がデキていない」
「成績が、振るわない」
そんな社員さんを、感情にまかせて激しく叱り飛ばすものでは
ないでしょうか?
(しかも!
 他の社員さんの目の前で。
 恥をかかせながら・・・ね。)

でも、この所長さんが、実践していたのは、
この営業所でも、トップ3に入っている営業マンを
激しく叱りつけることでした。

いや、もう。
叱り方の、激しいことなんの!?
でも。
みんな、わかっているんです。
この3人の営業マンが、なぜ叱られているのか。

そうです☆

3人は、「成績のふるわない自分達の身代わりに」
怒られているのです。

そんなことは、所長さんは、一言も言わない。

でも。
「叱られているほうも」
「叱られていないほうも」
それを、わかっている。

だから。
叱られたほうは、あとくされがなく。
叱られていないほうは、お尻に火がついて、
しゃにむに働くわけですね。


こうしてみると。
成績の良い販売会社、というものは。
トップに立つ人が、「叱り方」を
上手にコントロールしていることがわかります。

だからこそ。
若手社員を「萎縮」させる方法!?
で、お伝えした
「熱く語っているうちに、どんどんエキサイトしてきて
 話のゴールが見えなくなっている社長さん」
が、少し残念に思えてくるわけですね・・・。


さぁ!
次回は、いよいよ。
筆者 湯浅 が見聞した中で、

「叱り方 ワースト1」

の、とあるお方の、お話。

あ・え・て。
「ヒドい例」を出すことで、
皆さんに、「わかりやすい反面教師」
を見ていただこうと思っております。

実践的な内容にするつもりですので・・・
ご期待ください!!