社長さんの“相談相手”になる方法 ~その1~

日経を疑え

やがて私は。
日経新聞を音読するときにも、同じことを、考えるようになりました。

それで気がついたのです。

日経新聞は、ただでさえソッ気ない記事の書き方をしますから。
いったん、記事に疑問を持ち出すと、「思考訓練のネタの宝庫」なんです!

実例をあげてみますね。

これは最近の記事になるんですが・・。
日経新聞 2012年6月19日号 朝刊の 31面。

ここに、小さな、小さな記事が
載っています。

見出しは
「ウライ 旧本社をオンリーに売却 13億2000万円で」
とあります。

京都の会社さんが、別の会社さんに、自社物件を譲渡する、という記事。
え!?
これの、どこが珍しいの? と思われたでしょうか。
では、その後に続く、この記事を見てどう思いますか?

「ジャスダック上場で和服卸のウライは20日、
 京都市下京区にある旧本社ビルを(以下、略)」


ここから先は、クイズ、ということに
させていただきますね(笑)

先ほどの短い記事の中で、筆者・湯浅は
どこに興味を持ったのか? 

かる~く想像しながら、来週の記事を
待っていただくのも、一興かな、と☆

人によって、何に疑問を持つかは
それぞれ。

でも、「営業」という行為には、相手があります。
だから、「相手は何に疑問を持っているか」を
推理しながら、商談をすすめていかないといけません。

ちょうど良いタイミングなので、
今週は、この「クイズ」でしめたいと思います。

さてさて。
わざわざ、記事を抜き出したほどの「疑問点」。
あの短い文章の、どこにあるんでしょうか・・!?