社長さんの“相談相手”になる方法 ~その1~

まず、筆者・湯浅の目を開くきっかけになった、
雑誌の記事をご紹介しますね。

ずいぶん以前の記事で、恐縮なのですが・・。
それは、松井証券の社長をしておられる松井道夫さんが、
ビジネスマン向けに、お書きになった記事だった、と思います。

十年近く前の記事なので、うろ覚えの部分があり恐縮ですが。
大意は、こんな風でした。


皆さんは、スターバックスやタリーズ等の
オープン喫茶が増えたな、と思ったことはありませんか?
私も、街を歩いていて、そう思ったんです。

どうしてだろう?
と思っていたのですが、「ああ!そうか」と気がつきました。

最近、昔に比べて。
気候の変動で、雨の日が減っているんだな。
だから、テラス席(道路に面した、店の外にある席)が稼動するんだな。

雨の日が多かったら、あの席にお客が入らない、
つまり店の売上げが伸びないものな。

なるほど~。
スターバックス的な喫茶が多くなった、ということ一つを
とってみても、日本の気候が変わってきた、という点まで
目を配らないと、流行の原因を見落としてしまうなぁ。


すみません、その雑誌を取っておかなかったもので・・。
私の記憶による文章の再現になってしまい、恐縮です!

ただ、文章の「大意」は、間違えていないと思います。

さて!
皆さんにお聞きしますね。
皆さんは、この記事を読んで、
どんな印象をお持ちにならえたでしょうか?

まず・・・

かなりの人数の方が、
「おいっ!」
と、心の中でツッコミを入れられたのでは
ないでしょうか?

スタバを見て、ああそうか!?と空を見上げるのは、
あなただけですヨ・・、と。

私も、そうです。
スタバを見た後、空を見上げたりしません。

でも、だからこそ。

松井さんは、「業界の風雲児」と呼ばれるように、
なったのでしょう。

「自分の頭で、やり方を考え」
「自分のやり方で、業界を変える」

そのために、「日々、考え続ける」松井社長の仕事ぶりの一端が、
垣間見えるような記事だな、と思ったものです。