現金に勝る魔法なし
2012/05/16
過去に貸すのか!? 将来に貸すのか!?
おお!
いきなり、大きな文字が出てきましたね(笑)
じつはコレ。
さっきの「2大グループ」を分ける、大きな違いなんです。
日本政策金融公庫などの、(民間企業ではあるけれど)
政府的、役所的なにおいのする金融機関さんの場合。
すでに、5年・10年とお取引がある会社さんに
お金を融資するときには
「過去に、キチンと返済をしてくれているか、どうか!?」
を重視すると言われています。
つまり。
まだ、この記事を読んでくださっているアナタは。
お金を借りていないし、会社も設立していないと仮定します。
でも、会社を作った以上、
5年や10年で倒産させるつもりも、ないワケで。
やがて、借り入れをして、会社も軌道に乗って・・・
社員を増やして、お店も新装したころに、
急に「何か」がおこったら!?
(たとえば、アナタのお店が焼肉屋さんで・・・
「狂牛病報道」で急に売上げが落ち込んだ、とか。
そんな、自分ではどうにもできないようなアクシデントがあった、として)
そんなときには、このピンチをしのぎきるまでの
「手元の現金」
が、勝負を決めますよね!?
その「ピンチの時」に、
【政府的、役所的なにおいのする金融機関さん】は、
過去にキチンと返済をしてくれているならば・・・
今回も、追加で融資しましょうか?
と、なりやすい、ということです。
ああ。
もちろん! その融資の金額の大小や、その時期までの会社の売上。
規模や期間や、なにより大事な「利益の見込」や。
もろもろの条件を、一緒に審査されることは、当然ですけど・・ね!
でも、傾向としては。
純然たる民間の金融機関(○○銀行、と看板が出ているようなところ)よりは、
「過去の履歴」
にお金を貸す、というのは、事実としてあるみたいです。
(どちらかというと。
「○○銀行さん」は、現在から将来を見て、キチンと利益が出るのか、
にポイントを置いて審査する、と言われています。傾向が逆ですね☆)
だから!!
あなたが始められるご商売が、
景気の波や、世間の評判や、Webの口コミや・・・
そういったもので。
お客さんが急に 増えたり・・減ったり・・する可能性のある
ご業種ならば!!
まず、「選択肢のひとつ」として、お金がまだ必要ないときに、
【政府的、役所的なにおいのする金融機関さん】から、融資を受けておいて。
コツコツ返済をして
「なにかあったときに備えておく」のは、
切り札のひとつ、としてアリなのかな・・と思います。
その時になって。
急にあわてても、遅いですから・・ネ!!