現金に勝る魔法なし

過去に貸すのか!? 将来に貸すのか!?

おお!
いきなり、大きな文字が出てきましたね(笑)

じつはコレ。
さっきの「2大グループ」を分ける、大きな違いなんです。

日本政策金融公庫などの、(民間企業ではあるけれど)
政府的、役所的なにおいのする金融機関さんの場合。

すでに、5年・10年とお取引がある会社さんに
お金を融資するときには

「過去に、キチンと返済をしてくれているか、どうか!?」

を重視すると言われています。

つまり。
まだ、この記事を読んでくださっているアナタは。
お金を借りていないし、会社も設立していないと仮定します。

でも、会社を作った以上、
5年や10年で倒産させるつもりも、ないワケで。

やがて、借り入れをして、会社も軌道に乗って・・・
社員を増やして、お店も新装したころに、
急に「何か」がおこったら!?

(たとえば、アナタのお店が焼肉屋さんで・・・
 「狂牛病報道」で急に売上げが落ち込んだ、とか。
 そんな、自分ではどうにもできないようなアクシデントがあった、として)

そんなときには、このピンチをしのぎきるまでの
「手元の現金」
が、勝負を決めますよね!?

その「ピンチの時」に、
【政府的、役所的なにおいのする金融機関さん】は、
過去にキチンと返済をしてくれているならば・・・
今回も、追加で融資しましょうか?
と、なりやすい、ということです。

ああ。
もちろん! その融資の金額の大小や、その時期までの会社の売上。

規模や期間や、なにより大事な「利益の見込」や。
もろもろの条件を、一緒に審査されることは、当然ですけど・・ね!

でも、傾向としては。
純然たる民間の金融機関(○○銀行、と看板が出ているようなところ)よりは、
「過去の履歴」
にお金を貸す、というのは、事実としてあるみたいです。

(どちらかというと。
 「○○銀行さん」は、現在から将来を見て、キチンと利益が出るのか、
 にポイントを置いて審査する、と言われています。傾向が逆ですね☆)

だから!!
あなたが始められるご商売が、
景気の波や、世間の評判や、Webの口コミや・・・

そういったもので。
お客さんが急に 増えたり・・減ったり・・する可能性のある
ご業種ならば!!

まず、「選択肢のひとつ」として、お金がまだ必要ないときに、
【政府的、役所的なにおいのする金融機関さん】から、融資を受けておいて。

コツコツ返済をして
「なにかあったときに備えておく」のは、
切り札のひとつ、としてアリなのかな・・と思います。

その時になって。
急にあわてても、遅いですから・・ネ!!