とっさの応酬話法に使えるコトバ。

だからこそ

そう・・・「だからこそ」
なんです。

営業の現場、とくに「家庭用商材」の販売現場においては、
さまざまな「断り文句」が、新人営業マンを襲います。

  • もう持っている(もう加入している)
  • 購入する店を決めている(親戚から買っている)
  • 高すぎる(安すぎる・・・なにかあるんじゃないの!?)
  • 興味がない(妻にまかせている)

etc・・・

どれもこれも、新人にとっては、メガトン級の断り文句。
次の言葉が出てこなくなりますよね!?

そんなとき。

本当に必要なのは、適切な反論トークでは・・・ありません。
とくに新人営業マンにとっては「ここで会話が打ち切られる」
ことが、なにより怖い。

会話の終了は、セールスの完敗を意味します。
だから、なんとかして、会話を継続させて

「また来週来ます!」とか
「今後は別な資料を持ってきます」とか、

相手方の「あいまいなうなずき」でもいいから、
再訪問の許可をもらって帰りたいところ。

(いったん自分の事務所に戻れば、
 先輩や上司に相談して、
 販売攻勢の活路を見つけることができますから!)

でも。
新人時代は、メガトン級の断り文句をぶつけられると、
とっさのコトバが、出てこない。

そして、その「0.5秒の沈黙」を、会話を終了させたい相手方は
強引に「会話の終了」にしてしまうのですね。

なので、なんとしても!

さらっと
「その反論を言われることは、わかってました(予想してました)」
という空気を作る必要があるわけです。

たとえ・・・

ホントは心臓がバクバクしていて、
「断りの恐怖」に震えていたとしても・・・です。