社員の声を殺すな!!

社員の声を殺すな!!

先ほどまでの話。
「お得意先とモメている」
などの、急を要する話は、まったく別ですよね。

まずは、手短で確実なヒアリングを必要としますし、
社員をとびこして、管理職による問題解決が
必要になることも多いはずです。

今、ここで話題にしているのは、そういう部分ではなくて・・・
もっと慢性的な「人間関係の問題」や
「作業の非効率による士気の低下」などの
会社の根幹にかかわる問題。

「そういう問題」まで、一般のトラブルと同じく
手短に解決をしようとしている社長さんが、おられますよ・・
と警鐘を鳴らしているのです。

(私の知人は、創立10週年の記念行事の翌日、
 全社員の3分の1が、
 退職願を持ってきた会社の顧問をしていたそうです。
 問題が極端に慢性化すると、そういうことが
 現実的にありえるのですね!!)

私は、誰かと組んで独立するなら、これ読んで!!の記事の中で、
たとえ「かつて仲がよかったビジネスパートナー」であっても、
互いの考えが理解できなくなる時期がくるかもしれないよ!?
と書きました。

これは、社員さんであっても同じこと。
どんなに「入社時期は前向きだった」社員さんであっても、
「人間関係の問題」や
「作業の非効率による士気の低下」で
御社を離れる日は来るかもしれないのです。

社員さんが、社長さんには本当の退職理由を言わず、
私には、本音を語ってくれたことも、一度や二度ではありません。
(保険の担当をしているので、ご家庭で話ができるのが
 私の強みなのでしょう・・)

それはつまり。

どうしてアイツがやめたんだ!
うちの幹部候補だったのに!!

という社長のグチを聞いたことが、一度や二度ではない、
ということ。

いくら社長さんにでも、
社員さんがせっかく打ち明けてくれた本音を、
もらすわけにはいきませんから・・・
そのときには、

そうですね~。
どうしてでしょうねぇ~。

というのが、精一杯だったので。。。

また同じことがおきないように、
あえてここで書かせていただきました!!

皆さん、明日はわが身。
そうならないためにも、「聞き方三か条」
ゆめゆめ忘れないでくださいね!!